
『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』の意味は、桜と梅の剪定方法とか、樹形の整え方とか、病害菌への強弱などを含んで、諸説あるようだ。
それはともかく、大きく育った桜を画像のようにバッサリ剪定してあるのを見ることがある。
そうしてどういうわけか、それは学校敷地内が多い。
桜は川沿いや堤防土手などの自由に枝が伸び放題なのが花見には見事で美しい。
桜とくれば、映画『櫻の園』が忘れられない。
毎年卒業公演にチェーホフの「櫻の園」を演じるお嬢様学校の演劇部という設定の青春模様と教師と箕面山の桜並木の見事さが春になると想い出される。
それにちょっと前のAKB48が歌った秋元康作詞の「桜の栞」の一節が頭の中でリフレインとなって鳴り出すんである。
桜の花は、別れの栞・・涙の栞・・未来の栞・・希望の栞・・心の栞・・。
そんな時季になった本日、車で移動中に見たのがこの景色。
なんとなく問題ありげな画像となりそうなので、信号待ち時に運転席から撮った。
生垣のベニカナメモチの若葉も萌えている。
本日は年度の最後の日。
今年度末をようやく乗り越えた。