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塔頭の一つの門に『重要文化財 通玄門』と書かれた地味な木札が下がっていた。
奥に向かう規則性のない石畳が何となくいい感じ。
欄干が左卍と右卍の中華模様。
右卍は45°傾いたらナチスのハーケン・クロイツになってしまう。
亀に乗った石碑があったけれど、表面が摩滅していて読めない。
摩滅してなくても読めないだろうけれど、縁起なり教義なりが彫ってあるのか・・。
ベトナムでこんなような石碑が並んでいたのを見たことがある。
それは彼の地から中国の科挙に合格した秀才たちの顕彰碑だという話だった。
たまに見ることのある、この黄色い花は何だろうと検索してみたら山茱萸(サンシュユ)。
グミに似た赤い実と真っ赤な紅葉と黄色い花がようやく一致した。
睡蓮鉢がたくさんあったのは、各種ハスを栽培しているのだと思われる。
古代蓮で有名な大賀ハスなどは食用にはならない根のようで、食用となる蓮根を日本に伝えたのは隠元禅師だそうだ。
インゲン豆も孟宗竹(食用タケノコ)も煎茶も隠元禅師というより、隠元様ご一行により江戸時代は1600年代にもたらされたのだとか。