『銀杏をストーブで』として1月27日に、昨秋拾った銀杏のことを書いた。
じつは忘れていたのだけれど、一昨年に拾って殻付きのまま冷凍したのが残っていた。
昨年の分は冷凍をせずに放置したために、硬くなって縮んでしまい食べられないのが有り中身も小さめだった。
ところが一昨年のものは、硬くなっているのはひとつもなく、縮み方もわずかで中身が大きめ。
しかしながら焼いて食べてみると、かなり風味が落ちている。
捨てようかとも考えたが、2個、3個、4個と食べていくと、まずくはないじゃないかと味に慣れてくる。
フタに乗っているのは昨秋の分で、容器の中と左の殻付きが一昨年のもの。
殻が汚いから、一昨年秋ではなくて、冬越しの昨春に拾い集めたものかもしれない。
自分でやっていながら記憶が曖昧なのは金が掛かっていないからでもある。
自然に生ったのを拾って洗うだけのものだから、扱いも雑になってしまう。
昨秋の分で地面に落ちたままや、木にぶら下がっていたものも、今は雪の下になって冷蔵状態になっている。
そうして今春雪解け時になると、柔らかい果実部分はほとんど溶けていて、残りが殻に茶色くこびり付いた状態になる。
昨春はそれを洗って布で水分だけ取って冷凍したのではなかったかと、おぼろげながら、ほぼ確信。
今春は、拾っては洗って拭いて小分けに袋詰めして、冷凍したい。
調べてみると、かなり食べても悪くなさそうだから。