けもの道ではないけれど杣(そま)道にしては荒れているといった感じの道を徘徊した。
人の通りが多かったなら、何となくそれとなく道らしくなるものだろうけれど、台風で倒れた木がそこここに転がっている。
道を塞いでいても、くぐったりまたいだりして進む。
潅木が茂っていたら進むのは大変だろうけれど、適当に大木が育っていて陽が差さないから低木も育ちにくいようで、どこにでも縦横に歩いて行けそうな林なのだ。
道しるべはなくて、柵のようなものもないけれど、人が入った痕跡の缶やプラスチックはたまに落ちている。
山火事注意の金属看板があったから、人が入るのは黙認されている国有林なのか。
こちら、画像を撮るだけで、捨てたり落としたりの痕跡を決して残さないように努めつつ、ここが永くこのままであれかしと願う。
画像は、倒木に生えているサルノコシカケ科のキノコ。
モノクロトーンはカワラタケかと思うけれど明るい方のは不明。
追記;モノクロトーンと書いておいて、自分で違和感を感じた。モノクロームかモノクロかモノトーンとすべきのようだ。