いつの間にか福寿草とクリスマスローズが咲いていた。
ウチの小さな庭の一番の特徴は、木の陰、自宅の陰、隣家の陰になる部分が多くて陽が当たりにくいということ。
福寿草はかなり繁茂するものらしいが、ウチではひっそりと数本だけ生き延びて、春近しを告げるように咲く。
クリスマスローズは鉢植えを地植えにしたもので、一般的な暗紫色の花は絶えてしまい、白だけになった。
他にも『麒麟がくる』で度々出てきた桔梗紋の桔梗は紫が絶え、これも白だけになった。
陽があまり当たらないからか、葉っぱばかりだった水仙が一つ蕾をつけているけれど、白い水仙が咲くのかも。
色気が無くなっていくのは、家運の傾きを暗示しているようだ。