■ 先日SF作家のアーサー・C・クラーク氏が亡くなった。そのことを報じた新聞記事によると氏は約100点の作品を発表しているそうだ。その中でとりわけ有名なのが映画界の鬼才スタンリー・キューブリックによって映画化された「2001年宇宙の旅」であろう。この映画はテレビでも何回も放送されている。
この映画には印象的なシーンが何ヶ所もあるがその最初がサル(既にヒトか)が空中に放り投げた骨が一瞬にして白い宇宙船に変わるシーンだ。
人類が飛躍的に技術を進歩させるときに必ず登場するモノリス(石板)は地球外知性体?、神?の存在の暗示か・・・。
コンピュータHAL(IBMのそれぞれ一つ前のアルファベットを並べたともいわれる)9000が反乱を起こしたのは何故?
宇宙船ディスカバリー号の唯一の生存者ボーマンは一体どこにいったのか?そして何を見たのか・・・。映像ではボーマンは未来をイメージさせる幾何学的なパターンをものすごいスピードで進んでいってやがて地球の始まりのような有機的なパターンへと進んでいき、最後は静かなロココ調の部屋へ・・・。
未来の先にあるのは遥か遠い過去? 仏教の輪廻思想にも通ずる思弁的世界の映像化・・・。実に美しくそして多くの謎に満ちているこの映画は何回観ても飽きることがない。公開は1968年。
ところでアーサー・C・クラークの代表作といえばこの「2001年宇宙の旅」、それと「地球幼年期の終わり」であろう。どちらの作品も読んでから既に20年以上経っている。そろそろ再読すべき時なのかも知れない。
■ M君は大手建設会社の社員。高校1年の時同じクラスだった。彼は昨年の4月に支店長として長野に赴任してきたのだが、異動で首都圏に戻るという。で、18日に松本駅前の「庵寿」で送別会をした。もうひとりやはり1年のときの同級生で県内の建設会社に勤めているI君も参加した。
今までM君やI君とは酒を酌み交わす機会がほとんどなかった。またいつか昔話でもしながら飲みましょう。
ところで松本駅前にはラーメン屋が何件もあるが飲んだ後はこの「青母赤娘の店」でラーメンを食べることが多くなった。あっさり味のスープ、細麺が美味い。ラーメン通ならばダシがどうだ、麺の太さがどうだ、なにがどうだ、といろいろ評価出来ようが、私はただ美味いとしか言えない。
メタボな領域に入りつつあるが(既に入っているか)飲んだ後のラーメンはやめられそうにない・・・。
赤い娘と偽装!?する青い母
とり栄はかたやきそばも美味い。