091107撮影
■ 三菱一号館と丸の内パークビルディング(タワー棟とアネックス棟)とで囲まれた中庭。ここには四季を通じて楽しめるように何種類もの樹木や草花が植えられている。そして中央にはヘンリー・ムーアのブロンズ像「腰かける女」が据えられている。
ムーアは女性を抽象化した彫刻をいくつも創ったが、それらは、パブリック・アートに相応しいデザインだ。この彫刻も中庭の雰囲気にぴったり。
早朝に訪れたので誰もいなかったが、昼休みや夕方には大勢の人たちがここで寛いでいるに違いない。都心にはこのような緑のポケット・パークが少ないように思うがどうだろう。
もしこのスペースが上のようにパブリックな緑の空間だったとしたら集客効果抜群だっただろうに・・・。敷地いっぱいに建物を建てて外に対して閉じてしまっているのはなんとも残念だ。1897