経堂
鼓堂
灯籠
■ 富山県高岡市の勝興寺。先週末、氷見へ行く途中に訪ねました。
本堂をはじめとして、何棟もの建造物が広大な伽藍を構成しています。江戸時代に建立された12棟が重要文化財に指定されているとのことです。現在、平成の大修理が進められていて、その全容をきちんと見ることができないのは残念でした。
経堂(写真上)のような方形の屋根だと雨仕舞の上でも、単なる見た眼の上でも頂部(先端)のデザインが気になります。また、鼓堂(写真中)のような建造物だと、火の見櫓との関連性からそのデザインがやはり気になります。
そして灯籠(写真下)。ここで注目はやはり頂部のデザイン。下り棟の先端につけられた蕨手は火の見櫓にもよくあります。このような昔のデザインには必ず意味があるはずです(今のデザインは特に意味のない「単なる」デザインも多々あります)。では一体この蕨手にはどんな意味があるのでしょう・・・。気になります。