『子供の「脳」は肌にある』 山口 創/光文社新書
■ 先週末東京した(「東京する」などという表現は変ですが・・・)ことは既に書いた通りです。火の見櫓を探そうと、行きのあずさではどうしても窓外に目を向けてしまいます。中央東線の沿線には火の見櫓が何基も立っているのです。今回は小淵沢駅近くに立っている火の見櫓を見つけました。
ということで、車内ではどうしても読書に割く時間が少なくなってしまいますが、今回は持参した小冊子2冊と司馬遼太郎の講演録を読みました。小冊子にこの本をベースにした記事が載っていました。
東京駅前のオアゾ内の丸善で早速買い求めました。カフェで待ち合わせした友人からは子育ては終わったでしょ、と言われましたが、関心があることなんです。
まだ読了してはいませんが、子どもにはスキンシップがいかに大切かを説いた本、と括ってよいでしょう。こんなくだりがあります。**これまで繰り返し述べてきたように、肌や身体といった一見、脳からかけ離れた身体の末端部への快い刺激こそが、心を形成する上で実は意外に大きな力を秘めていることは、いくら強調しても強調しすぎることはないのである。**(120頁)
このことをいろんな調査の結果などを取り上げながら実証的に述べていて大変興味深い内容です。