■ 前々稿で取り上げた火の見櫓を逆方向から見る。こちらからだと風景に溶け込む火の見櫓、という雰囲気ではなくて風景の主役という雰囲気。やはり前々稿の方向から見る方が好ましい。
櫓の中間に吊してある半鐘と小屋根。腕木の先のなるほど!な取り付け方。
■ 前々稿で取り上げた火の見櫓を逆方向から見る。こちらからだと風景に溶け込む火の見櫓、という雰囲気ではなくて風景の主役という雰囲気。やはり前々稿の方向から見る方が好ましい。
櫓の中間に吊してある半鐘と小屋根。腕木の先のなるほど!な取り付け方。
辰野町横川にて 撮影日140914
■ 石神・石仏が何体か祀られている中に青面金剛と道祖神が並び立っていた。
青面金剛像は石の上部が欠落している。もっと丸みのある頂部だったと思われる。像の脚下に2羽の鳥が中を向いて立っているように見える。右側ははっきり分かるが、左側はそのような先入観を持って見れば、そう見えるが、はっきりしない。申(さる)の次は酉(とり)。申年が早く明けて、酉年になって欲しいという願いが込められているという解説文を本で読んだことがある。鳥の下には三猿が並ぶ。
双体道祖神。向かって左側の女神は酒器を持ち、右側の男神は盃をこちらに向けて持って祝言を表している。仲睦ましい姿、表情。
この道祖神のようにおにぎり形の石に円をおさめ、その中に像を彫るというタイプはよく見かける。このような形は安定感があり、整って見えて好ましい。
(再) 火の見櫓のある風景 辰野町横川飯沼沢
■ 横川川(よこかわかわ)の左岸を生活道路が伸びる。川側は道路より低い敷地に民家が並び、山側は道路に沿って石積み擁壁が続き、その上に民家が並び立つ。
今日(14日)、この地を再訪した。魅力的な空間構造だ。背の高い火の見櫓は風景のアクセント。これは絵になる・・・。