透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

505 塩尻市長畝の火の見櫓

2014-09-28 | A 火の見櫓っておもしろい


505

 塩尻市内の生活道路沿いに立つ火の見櫓。3角形の櫓に6角形の屋根と見張り台。





反りのない6角錘の屋根。丸鋼の蕨手はフックのような形状。



脚の付け根にアーチ状の部材があるのは正面のみ。梯子は櫓の外に設置されているから、脚の下をくぐって櫓の中に入るわけではないから、アーチ状部材を使用する機能的な意味があるのかどうか。

設置されている銘板によって昭和29年11月1日に竣工したことが分かる。今年還暦か・・・。製作は南信では馴染みの坂本鉄工所。


 


週末のミニミニ講座@カフェ バロ

2014-09-28 | D キミの名は?

 
モズ(若鳥) 撮影日140923  


 昨晩(27日)、カフェ バロで行われた週末のミニミニ講座、今回の講師は信州野鳥の会 前会長の丸山 隆さんでした。先日リビングの窓から撮った上の鳥はモズ(若鳥)だと教えていただきました。


ハクセキレイ 撮影日140311  


ツグミ  撮影日140222

メモした鳥の名前をざっと数えると20種類。野鳥のことはほとんど何も知らない私には新鮮な驚きがいっぱいの講座でした。

ツバメは子育てを終えると羽が生え変わるそうですね。そうしてから南へ渡って行くのだそうです。羽が抜けていたりするとエネルギーをロスします。なるほど・・・、知りませんでした。

豊科で越冬するツバメが観察された年があったそうです。理由説明の私の理解では、北から南に向かっている途中でエネルギーの残量を考慮して南下をあきらめて豊科で冬を越した、ということです。気温が問題ではなくて、餌が確保できるかどうかが問題なんだとか。雪の中を餌を求めて飛ぶツバメ・・・、見てみたいです。

豊富な餌を求めて渡りをするか、渡りのリスク回避のために餌が少なくても留まるか・・・。鳥の種類によって判断が分かれる、なるほど!中にはどちらも選択する鳥の種類もあるそうです。種を守るための戦略ですね。

カラスが賢いということは知っていました。クルミを車道に置いて車に轢かせて割る様子をテレビで見たことがあります。でも送電線にぶら下がって遊ぶとか、避雷針を嘴でくわえて凧のようなってに遊ぶことなど知りませんでした。滑り台を滑って遊ぶカラスが岡山県だったかな、いたとか・・・。

東京にカラスが大繁殖したことがありました。早朝、繁華街で餌をあさるカラスの群れ。でも同時期大阪では大繁殖はしませんでした。なぜ?人間社会に棲息する鳥故の理由を知りました。東京都の職員がゴミを回収するのは朝の遅い時間、業者に委託していた大阪の回収は早朝。これにもなるほど!でした。

カラスは10くらいまで計算ができることを示したアメリカの調査、その方法もなるほど!でした。

2時間ほどの講座の後、居残り組に見せていただいた森の動物たちの写真、キツネから逃れるために木を登るテンなどは次回の予告でしょうか・・。楽しみです。