透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

類は友を呼ぶ

2015-02-21 | A あれこれ

 金曜日は残業をしない、定時に仕事を切り上げて梓川のカフェ バロに行く、と決めたのは昨年末のことだったか、今年になってからか・・・。

昨日(20日)も仕事帰りにバロへ。先客のFさんと少し後に来たMさんとでカウンター席に横並び。私はいつもの一番奥の席。カウンターの中のふたり、Kさん、Yさんも加わって取り留めの無い会話をして過ごす。カウンターの人たちに重なる趣味があるような、ないような・・・。同じ趣味の人とディープな話もいいけれど、この取り留めの無い話というのがいい。

しばらく前、バロで読んだ雑誌「Pen」はまるごと1冊コーヒー特集だったが、女優の常盤貴子さんが大のカフェ好きとのことで紹介されていた。彼女のカフェ選びの基準はコーヒーの味でも店の雰囲気(空間的な魅力ということだろう)でもなく、人だという。

週末のサードプレイス(職場でも家庭でもない第3の場)として私がバロに通うのも同じ理由から。オーナーふたりの人柄に惹かれてお客さんが集まる。類は友を呼ぶ。で、バロは交流の場となっている。

サードプレイスの意味付けは人それぞれだろうが、私は名刺に付いている肩書きなど取り去った「個」として交流できる、できるというか、する場だと思っている。

何日か前に見たNHKの「クローズアップ現代」で大衆酒場が人気だと知った。大衆酒場に集まる人たちもそこをサードプレイスと位置付けていて、やはり個と個の交流を楽しんでいるのだろう。

ネット上の交流が大流行りだけれど、私はリアルな交流を好む。