973 飯山市寿 4脚無4型 撮影日180422
■ 火の見櫓とは直接関係のない余談だが、火の見櫓の手前の大きな建物には雪下ろしで屋根に上るための梯子が設置してある。左後方に写っている白い壁の住宅の切妻屋根も雪下ろしをすることを前提に緩勾配にしたのだろう。屋根に積もる雪の扱いによって屋根の勾配など、建築の対処の仕方も変わる。
このような火の見櫓の屋根は扱いに迷うが、半鐘の上の小屋根は、あくまでも半鐘に雨が掛からないようにという配慮のもので、櫓の上部を覆うように設けられている屋根とは明らかに異なる。このことから4脚無4型(脚が4本、屋根無し、見張り台の平面が4角形)とする。