透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1057 南アルプス市平岡の火の見櫓

2018-09-04 | A 火の見櫓っておもしろい


1057 南アルプス市平岡(旧櫛形町平岡)4脚444型 撮影日180901

■ 南アルプス市平岡で見かけた大型の火の見櫓。①のように真正面から撮った写真だと分かりやすいが、この火の見櫓はなかなかプロポーションが良い。見張り台と屋根周りに出来れば付けて欲しくないアクセサリーがいくつも付いている。



②の写真を見れば気がつくが、この火の見櫓には半鐘が3個ある。2個は時々見かけるが3個下げてあるのは珍しい。①では踊り場の下に吊るしてある半鐘が後方の山に同化していて分からない。なぜ、踊り場の上ではなくて下に吊り下げてあるのだろう。



「アクセサリー」をいくつも付けている。



外付け梯子から櫓内に移動して、次の梯子を登る。一般部分と同じように交叉ブレースを設置すると移動するのにじゃまになるので、小さい輪っか(リング式ターンバックル)を2つ使って開口を確保している。なるほど! このような工夫を見るのは楽しい。①の方向からしか見なかったらこの工夫に気がつかなかったかもしれない。



黄色い靴、この火の見櫓はオシャレ。


 

 

 


1056 南アルプス市曲輪田の火の見櫓

2018-09-04 | A 火の見櫓っておもしろい


1056 南アルプス市曲輪田 撮影日180901


■ ビルの屋外に設置されたらせん階段を見かけることがある。火の見櫓にだって梯子ではなく、らせん階段付きのものがあり得る、と思ってはいたが、まさか実際にあるとは・・・。

鋼管を中心に据え、その周りに階段をらせん状に設置している。階段をその外周に角型鋼管を3本立てることで支えている。らせん階段の中心の柱を屋根の上に突出させて、モーターサイレンとスピーカー、回転灯を設置している。

らせん階段の火の見櫓・・・、まだまだ今までに見たこともないような火の見櫓がきっとある!



 


1055 南アルプス市曲輪田新田の火の見櫓

2018-09-04 | A 火の見櫓っておもしろい


1055 南アルプス市曲輪田新田 4脚(倉庫またぎ)444型 撮影日180901

 南アルプス市内を通る県道12号を南下していて、倉庫またぎの火の見櫓に出合った。場所は曲輪田新田営農センター前。倉庫またぎをを観るのは久しぶりだ。



屋根のとんがり度(などという言葉を勝手に使う)が大きい。造形的になかなか好い。



下側の踊り場の高さは7、8mありそうだが、そこまで外付け梯子を登り降りする。踊り場の手すりは省略している。梯子から踊り場に移るときの安全性に配慮してのことだと思われるが、ガード(適切な言葉が浮かばない)を設置してある。梯子の側木(支柱)をもう少し上まで伸ばしておいて欲しかった。



脚元の様子