透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

市川三郷町のマンホール蓋

2018-09-09 | B 地面の蓋っておもしろい



 山梨県西八代郡市川三郷町は市川大門町、三珠町、六郷町が2005年に合併して誕生した。これは旧六郷町のマンホール蓋。六郷町は印鑑の町として知られている。緑化火の見を背景にマンホール蓋を撮影した。

全国のマンホール蓋は既に撮り尽くされている。後からこの世界に入りこんだ者として、「火の見櫓を背景にする」という条件を付加してマンホール蓋を撮っている。



蓋の上部は「特定環境保全」、中央には「公共下水道事業」、下部には「六郷町」と、印鑑によく使われる篆書(てんしょ)体で記されている。中央の文字は事業しか読めなかったが、ネットで調べて公共下水道事業だと分かった。

印鑑そのものもデザインされている。確認していないが、中央の帯の上は六郷町の町章だろう。町章も印鑑もない方がデザイン意図がストレートに伝わりやすい。引き算の美学は私の好み。


近くにあった貯水槽の蓋


 


富士川町のマンホール蓋

2018-09-09 | B 地面の蓋っておもしろい

◎ 山梨県の富士川町は2010年に増穂町と鰍沢町が合併して発足した。町には旧増穂町と旧鰍沢町のマンホール蓋があり、ひとつの火の見櫓を背に両方のマンホール蓋を撮ることができた。


撮影日180901



旧増穂町のマンホール蓋には旧舂米(つきよね)学校(現資料館)と町の木・マツ、町の花・アヤメがデザインされ、「ますほ」「おすい」の文字が入っている。


この蓋のすぐ右に旧増穂町のマンホール蓋がある。



旧鰍沢町のマンホール蓋には町の花・サクラと町中を流れる富士川がデザインされ、「かじかざわ」の文字が入っている。合併前の旧町のマンホール蓋を同時に見ることができた。 ともに受枠には武田菱が配されている。


 

 


懐かしいデザインのバス

2018-09-09 | A あれこれ


復元される外堀の芝面が写っている。

■ 松本城の外堀復元計画(現在あるのは内堀)は対象地が自然由来の鉛とその化合物に汚染されていることが判明、芝張りの平面復元に変更された。この計画の模型が松本市役所東庁舎1階のホールに展示されている。

模型の道路には車のリアルな模型が置かれている。地元アルピコ交通の懐かしのバスもあったので、写真を撮った。せっかく撮った写真なので載せておきたい。




懐かしいデザイン


 


「ゴールデンアイ」

2018-09-09 | E 週末には映画を観よう

週末には映画を観よう

■ 本作でボンド役がカッコいいピアース・ブロスナンに変わり(5代目)、Mも女性、ジュディ・デンチに。Mは自分の方針が気に入っていないとみたボンドに向かって「あなたは女性蔑視の太古の恐竜で冷戦の遺物」、「男を死の地に送ることを私が躊躇すると思う?」などと厳しい言葉を浴びせる。それでも、部屋を出ようとするボンドに向かって「生きて戻って」とも言う。このおばさんMはなかなか好い。配役交代が上手くいったと思う。

秘書のマネー・ペニーもサマンサ・ボンドに変わった。彼女がボンドに気があるという設定は変わらず、交わす会話でロジャー・ムーアとのやり取りを思い出した。Qは今まで通り、白髪のおじいちゃん。相変わらずマニアな武器開発ぶり。

今回のボンドガールはロシアの秘密宇宙基地のプログラマーのナターリア。丸顔でショートカット、ミニスカートを穿いたOL風のかわいい子。イメージとは違ってボンドと共に俊敏な走りを見せる。

今回ボンドの敵はヤヌスという犯罪組織で、首領はなんとボンドの元同僚、006のアレックという男。第二次大戦でイギリスが彼の両親の出身地・コサックをソ連に引き渡したために、両親が亡くなったことで、イギリスを恨んでいて、2重スパイをしていたというわけ。

彼はソ連時代の秘密兵器「ゴールデンアイ」を奪って、ロンドンを宇宙から攻撃することを企んでいる。様々な情報というか記録を消去することで世界経済を白紙化、大混乱に陥れるのが狙い。

ボンドとボンドガールはこのとんでもない企みを阻止できるか・・・(もちろんできる)。

ラスト、お決まりの、誰も見ていない場所と思いきや・・・。


 「消されたライセンス」は省略する。