週末には映画を観よう
007シリーズ第20作「ダイ・アナザー・デイ」を観た。
今回の「悪」は北朝鮮の高官、ムーン大佐で、未来的な医療技術を使ってまず自分のDNAをリセットし、他人のDNAを組み込みグスタフという別人になるという設定だが、これはどうでもよい。
えっ、と驚いたのがMの秘書のマニー・ペニーとボンドのシーン。実はこれ、Qが開発した仮想シーンを可視化する装置をペニーが使ってつくり出した妄想シーン。ゴーグル型の装置を使っているところをQに見つかり、ペニーはごまかす。だが、おそらくQはペニーがしていたことが分かったと思う。
この作品からQが変わり、ペニー役のサマンサ・ボンドは最後の出演。ロジャー・ムーアの娘さんが客室乗務員、CA役でカメオ出演していたそうだ。制作者の解説で知った。
ボンドガールはアメリカ国防総省の諜報機関、NSAのエージェントでスタイル抜群の美女、ジンクス。ハル・ベリーが演じている。キューバの海岸でビキニ姿の彼女が突然海面から姿を現す。このシーンは以前見たような気がする。ムーアボンド作品のオマージュだと思うがタイトルが思い出せない・・・。ボンドは早速彼女にアプローチして、早くもその夜に。ボンドは北朝鮮で14カ月も監禁されていたからそれはもう・・・。
それからもうひとり、2重スパイのミランダ・フロスト。ロザムンド・パイクという新人が演じた清楚なイメージの美女。おじさんはこちらの方が好み。
宇宙空間に浮かぶイカルスという名前の第二の太陽が強烈なビームを発し、地上のものを焼き尽くす武器となって朝鮮半島の非武装地帯(でよかったかな)を襲う。
ラストではボンドとグスタフ、ジンクスとフロストの二組が大型輸送機の中でバトル。結果はもちろんボンド組の勝利。その輸送機は宇宙からイカルスの攻撃を受ける。空中爆発寸前、ボンドとジンクスは輸送機から脱出。パラシュートではなく別の方法により。で、中国かな、海岸近くの小さなお堂の中でお決まりの
007シリーズ あと4作品。