透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1064 富士川町鰍沢の火の見櫓

2018-09-06 | A 火の見櫓っておもしろい


1064 南巨摩郡富士川町鰍沢 4脚44型 撮影日180901

 背が低いので消火ホース乾燥塔を屋根の上まで伸ばしている。これが屋根や見張り台を隠してしまっているのは残念。



屋根のとんがりがすごい。



①に写っている陸橋の上から屋根の様子を見る。上方にギューッと引き伸ばしたかのような屋根。




 


1062 富士川町大久保の火の見櫓

2018-09-06 | A 火の見櫓っておもしろい


1062 南巨摩郡富士川町大久保 4脚44KP 1951年(昭和26年)8月建設 撮影日180901

 この火の見櫓のどこから端正だという印象を受けるのか、自分でもよく分からない。分析的には捉えることができない、全体から受ける印象なのであろう。




屋根の下の様子。蕨手の取り付け方、避雷針の受け方がユニーク。



KP(カンガルーポケット)上部のカーブした部材がユニーク、手すり子の格子もユニーク。

この火の見櫓で注目したのは以上の部分。


 


1061 富士川町小林の火の見櫓

2018-09-06 | A 火の見櫓っておもしろい


1061 南巨摩郡富士川町小林 4脚44KP型(4角形の櫓・4本脚、4角形の屋根、4角形の見張り台、KPの踊り場) 既に載せた火の見櫓の型の表記の訂正を要す。





この火の見櫓も南アルプス市平岡の火の見櫓と同様に一般部分とは異なるブレースの構成で外付け梯子から櫓内部の梯子に移動するための開口を設けている。一般部分が交叉ブレースであるのに対し、開口部は小さな輪っかを2つ用いて台形の開口を設けている。この2基を製作した鉄工所は確認できていないが、同じところかもしれない。下の写真を見ると屋根の形や頂華(てっぺんの飾り)、蕨手もよく似ている。



 左:富士川町小林               右:南アルプス市平岡