■ 『世界がわかる地理学入門 気候・地形・動植物と人間生活』水野一晴/ちくま新書を読んだ。
**暑いところから寒いところ、乾燥した場所から雨の多い場所まで、世界は多様である。その多様な気候に応じて植物や動物が分布し、人々は厳しい環境と格闘し、工夫をこらし、手に入る生物資源を上手く利用して生活を送ってきた。**(あとがき 309頁)
「地球も小っちゃな星だけど 幸福いっぱい 空いっぱい」 と島倉千代子は歌ったけど、その小っちゃな星の自然のなんと多様なことか、地形のなんと変化に富んでいることか。本当は世界を旅し、直接目にしてこのようなことを実感できればいいのだろうが、それが叶わぬ身ゆえ・・・。
残念なのは写真が小さく、口絵以外カラーでないこと。