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1207 大町市社宮本 3脚33型 撮影日190804
■ 大町市社宮本の狭い坂道を車で下ってきて、この火の見櫓と出合った。ガードレールの隙間から登り降りするのかと思いきやさにあらず。
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道路の擁壁を一旦下に降りて、梯子を登るようになっていた。火の見櫓を建てた時から道路とはこのような位置関係だったのだろうか、それとも道路改良によって、道路の方が高くなってしまったのだろうか・・・。周辺の様子をちゃんと見ていれば分かったかもしれない。
櫓は3本の横架材によって4分割されている。下から1番目と2番目の横架材の間を長い脚にしている(写真②)。その上、2番目と3番目の間は幅を狭くしてブレースを設置している。ブレースには割枠式ターンバックルが使われている。3番目の横架材のところが見張り台の床面。床と手すりは簡易なつくりで屋根はシンプルな3角錐。こういう火の見櫓もなかなか好い。
「火の見櫓 みんなちがって みんないい」