■『科学入門 科学的なものの考え方』武谷三男/勁草書房の40年ぶりの再読を終えた。これで夏休みの宿題9つのうち4つが終わったことになる。
本はあと1冊、映画もあと1本。それから火の見櫓のスケッチ3点。
本は予定していた『海の沈黙』ではなく、別の作品にしようと思っているが、まだ決めていない。映画も何にするかまだ決めていない。今公開中の映画で特に観たい作品はないからDVDで観ることになる。火の見櫓のスケッチをどこでするか、全く決めていない。何もこの炎天下、スケッチしなくても、という内なる冷静な声も。台風の影響で明日以降の天気がどうなるか分からないしなどという言い訳も・・・。
さて読み終えた『科学入門』では章別に次のようなテーマが取り上げられている。
第Ⅰ章 ケプラーが遊星の運動の法則をつかむまで
第Ⅱ章 パストゥールが、生物がひとりでにわくかどうかを明らかにした
第Ⅲ章 アインシュタインが相対性原理を発見するまで
第Ⅳ章 原子の世界の論理
第Ⅴ章 科学者の政治的な役割
科学者たちはどのようなプロセスを経て真実に到達したのか。
第Ⅰ章は**地球は宇宙の中心にあって、そのまわりを、それぞれの天体が、それぞれに特有の大きさの軌道でまわっている。**(12、3頁)という天動説からコペルニクスの地動説、さらにケプラーの遊星(惑星)の運動の法則を明らかにするまでの流れの概観。
第Ⅳ章には不確定性原理が出てくる。こういう世界になかなか入り込むことができないというのは今も昔も変わらない。
さて、あと1冊、何を読もうかな・・・。
夏休みの宿題 残りは
本1冊
映画1本
火の見櫓のスケッチ3点