透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

夏休みの宿題4

2019-08-13 | A 読書日記

『科学入門 科学的なものの考え方』武谷三男/勁草書房の40年ぶりの再読を終えた。これで夏休みの宿題9つのうち4つが終わったことになる。 

本はあと1冊、映画もあと1本。それから火の見櫓のスケッチ3点。

本は予定していた『海の沈黙』ではなく、別の作品にしようと思っているが、まだ決めていない。映画も何にするかまだ決めていない。今公開中の映画で特に観たい作品はないからDVDで観ることになる。火の見櫓のスケッチをどこでするか、全く決めていない。何もこの炎天下、スケッチしなくても、という内なる冷静な声も。台風の影響で明日以降の天気がどうなるか分からないしなどという言い訳も・・・。

さて読み終えた『科学入門』では章別に次のようなテーマが取り上げられている。 

第Ⅰ章 ケプラーが遊星の運動の法則をつかむまで
第Ⅱ章 パストゥールが、生物がひとりでにわくかどうかを明らかにした
第Ⅲ章 アインシュタインが相対性原理を発見するまで
第Ⅳ章 原子の世界の論理
第Ⅴ章 科学者の政治的な役割

科学者たちはどのようなプロセスを経て真実に到達したのか。

第Ⅰ章は**地球は宇宙の中心にあって、そのまわりを、それぞれの天体が、それぞれに特有の大きさの軌道でまわっている。**(12、3頁)という天動説からコペルニクスの地動説、さらにケプラーの遊星(惑星)の運動の法則を明らかにするまでの流れの概観。

第Ⅳ章には不確定性原理が出てくる。こういう世界になかなか入り込むことができないというのは今も昔も変わらない。

さて、あと1冊、何を読もうかな・・・。


夏休みの宿題 残りは

本1冊
映画1本
火の見櫓のスケッチ3点  


夏休みの宿題3

2019-08-13 | E 週末には映画を観よう

 007シリーズ全24作を全て2度観たが一番気に入ったボンドガールは、「カジノ・ロワイヤル」のエヴァ・グリーンだった。彼女が主演した他の映画を観たいと思い、昨日(12日)TSUTAYA北松本店で「パーフェクト・センス」を借りてきた。で、今朝観た。

世界の各地で流行している感染症によって、人々は異常行動をし、その直後に嗅覚を失う。更に味覚、聴覚、そして視力を失う、やはり異常行動の直後に。このような状況に置かれたとき、人々はどう生きていくのだろう・・・。 

これはイギリス映画だから、アメリカ映画のような派手なパニックものではない。

感染症学者のスーザン(エヴァ・グリーン)とレストランのシェフのマイケル(ユアン・マクレガー)が恋に落ちる。2人も感染症により徐々に五感を失っていく・・・。

設定はおもしろいと思うが、感染した人たちの異常な行動、気持ち悪くなるようなシーンが時々出てきて私の好みからかなり離れた作品だった。


夏休みの宿題 残りは
本2冊
映画1本
火の見櫓のスケッチ3点