透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

19 佐久市大沢の火の見櫓

2024-04-07 | A 火の見櫓っておもしろい


1508 佐久市大沢 4柱44型たばね脚 2024.04.02

 火の見櫓は道路脇に立っていることが多い。電柱も同様であることから、上掲写真のように電線が邪魔になることが少なくない。他に適当なアングルが見つけられなければ仕方ない、周辺の様子が分かればよい、とあきらめて撮る。




半鐘を囲むようにスピーカーが設置されている。これは切ない。前稿、佐久市取手町の火の見櫓のような位置に設置するのが好ましい。


「昭和四十一年五月二十五日 警鐘楼建設 施工 平嶋鉄工所」屋根の裏面に建設年月日他が記されていた。こういうの初めて見た。漫然と見ていると見落とすこともあるだろう。気がついた自分に  


踊り場の様子。上下の梯子の方向が180度違う。共に櫓内で設置されているので、上下で向きを変えない直進型の設置は無理。


コンクリート塊の基礎が大きく露出している。こういう基礎を見かけないわけではないが、それ程多くはないと思う。


 


18 佐久市取手町の火の見櫓

2024-04-07 | A 火の見櫓っておもしろい


1507 佐久市取手町 4柱4〇型トラス脚 2024.04.02


 気がつくままに記す。
屋根が少し小さいという印象。屋根上の派手な飾りは今回のヤグ活で何回か見た。蕨手が小さい。
柱のところに木槌を掛けてある。木槌があると現役感があって好い(実際に使われているかどうかは別として)。
見張り台の内側の手すりの様子がよく分かる。
スピーカーの設置場所はここ、見張り台の下が好ましい。屋根下より存在感が軽減される。


踊り場の上下で梯子の向きが変わっていない。下の梯子の手すりを上の梯子まで伸ばしている。これは移動しやすいだろうな。


脚部 トラス脚かロング3角脚か判断に迷う。迷うというとは明確に定義されていないということ。さて、どうする・・・。

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火の見櫓の隣の百番観音堂に吊り下げられていた鐘。


 


17 佐久市平賀の火の見櫓

2024-04-07 | A 火の見櫓っておもしろい


1506 佐久市平賀 上宿公会場 4柱44型たばね脚 2024.04.02

 この火の見、全体のバランスが良いと思う。いいなぁって思う姿かたちって、ひとつじゃないんだな。やはり、みんなちがって みんないい。


緩勾配の方形屋根 避雷針に飾り無し ちょこんと小さな蕨手。見張り台の手すりのシンプルなデザイン。見張り台の開口上部の柱にも手すりを付けている。


必要最小限の踊り場。


典型的なたばね(束ね)脚。アーチ部材のカーブも好い。