◎ 今日(17日)穂高神社のすぐ近くの歩道に設置された安曇野市の新しいマンホール蓋に会ってきた。不要不急の外出は控えるべきだが、マンホール蓋に会いに行くだけならかまわないだろう。マンホール蓋の写真は背景に火の見櫓を入れるという条件を付けているが、辛うじて火の見櫓(*1)を入れることができた。
安曇野市では合併前の旧5町村のマンホール蓋がそのまま使われているが、昨年(2020年)マンホール蓋の新しいデザインが公募され、応募案の中からこのデザインが選ばれたと新聞に載っていた。
赤い縁取りはリンゴだとすぐわかる。なるほど、蓋が円いことを上手くデザインに活かしている。安曇野のシンボル・常念岳と道祖神が田植え前の水田、水鏡に写っている。
今でも使われている旧穂高町の蓋も載せておこう。
*1 蓋の後方に小さく写っているのはこの火の見櫓。昭和30年代に黒四ダムが建設されたが、その工事で使われたコンクリートの骨材(砕石)をつくるプラントに立っていた監視塔を移設したもの。用途変われど変わらぬ姿、これは貴重な近代遺産(過去ログ)。