■ 昨日(22日)、仕事を定時に切り上げて梓川のカフェ バロへ。カウンター席に並んだのは私の隣に名刺9枚目のMさん、そして44枚目のKさん。
Kさんは多趣味な人で椅子を蒐集しているし、カメラ好きだし、トレランやハンティング!もしている。野生動物を追いかけたり、仕留めた動物の肉を食したり・・・。彼は実にワイルドだろ~な日々を送っている。
私には全く無縁な趣味のことで盛り上がった。話にクマも出て来たので、学生の時にヒグマが多く棲息している知床半島を羅臼から半島の先端、知床岬まで縦走したことを話した。屋久島で宮之浦岳に登ったことも話したが、まあ、私のワイルドな日々といえばその程度で、最近すっかり草食動物と化している。だが、Mさんがシカの肉を試食してみたいと言い出して・・・。
Mさんから旅行先で撮った狛犬の写真を見せてもらった。 太い格子の奥に木製の迫力のあるリアルな阿形の獅子が居た。股間にはオスのシンボル、でもセクハラ話は×。
至極当然のことだが、居合せた人によって話題が全く違う。
先週はFさんが上高地ではニリンソウが見ごろ、という話をした。Fさんは「ノンセクションの50 ←説明不要ですよね」を選んでも正解できる博識な方で植物にも詳しい。私はニリンソウと聞いて川中美幸の歌を思い出してしまった。ハイハイ、あたしゃ俗な人間なんです。
カウンターのYさんから「もっけい」という言葉を聞いた私は「何ですか、それ?」ともっけ顔。昨日も無知を曝けてしまった・・・。「木鶏」、荘子の言葉、知らなかった・・・。
どんな話題にもカウンターの内側のふたりはきっちり入り込むことができる。さすがと言う他ない。