(亀山稲荷神社)
烏丸松原から西に入って、中野之町に亀山稲荷神社がある。かつてこの場所にあった丹波亀山藩の屋敷内にあった神社である。
亀山稲荷神社
丹波國亀山藩京屋敷跡
享保年間(1730年頃)、丹波篠山藩五万石の松平家の屋敷となり、その後、寛延元年(1748)、松平氏が丹波亀山藩に転封となり、屋敷も亀山藩に引き継がれた。歴代の藩主は、幕府の要職に就き、京都でも京都火消役など京都監視の重責を担った。慶應三年(1867)には京都市中取締役を勤めた。明治二年(1869)、版籍奉還時に藩名を「亀山」に改称した。明治三年(1870)、京屋敷は民有地となった。
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