史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

築地 Ⅱ

2018年11月17日 | 東京都
(東京国税局)


日本国海図及び海洋調査発祥の地

 明治新政府は海運や国防のために船舶が安全に航行するため、海の深さや目標物を記した海図の整備が急務と考えた。明治四年(1871)、兵部省海軍部水路局をこの地(現・東京国税局)に創設し、外国人に頼らず独力で海洋調査を行い、我が国として初めての海図を作成した。近年、これらの業務は海上保安庁海洋情報部に引き継がれ、世界に先駆けて電子表示の海図の刊行や、大陸棚を拡げるための精密な海洋調査などを実施している(中央区築地5‐ 3‐1)。

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