映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

グランビルの法則2

2008-11-06 20:17:12 | Weblog
昨夕の予言どおり今日の株式相場は下げた。
グランビル先生はやっぱり正しかった。まさに「戻り売り」だが、下げすぎかもしれない。けっこう素人の参加者が多くて、びくびくしている人がいかにも多いという感じだ。

何よりもまず円が100円の壁を破れないのが大きい。
今朝何気なくテレビのワイドショーを見ていたら、今後の相場予測をやっていた。3人予想していたが、ある生命保険会社系の投資会社の人が妙な事を言っていた。
円相場は100円前後で日経平均は12500円から13000円になるとね。本当に「バカ」だと思った。それと同時に日経平均という指標の本質を知らないと思った。
別に日経平均12500円という予想をしていただいてもけっこうである。しかし、そのときの円相場は最低でも110円以上に予想を立てるようにいわなければ辻褄は合わない。
日経平均は2000年の銘柄改定でまさにハイテク指数になった。京セラ、ソニー、東京エレクトロンといった値嵩ハイテク株が上がればうそのように上がる。逆に100円前後の株が15円上がっても大して指数には影響しない。

つまりは日経平均をあげるには円安が十分条件ではないが必要条件なのである。
円が100円でとどまっていれば、どんなにがんばっても日経平均は10000円プラスアルファどまりであろう。
残りの2人は割りとまともな予想をしていた。そのうち一人転職で有名な山崎某氏は円高が進み80円まであるかもしれないといっていた。でもこれはあるかもしれない。株価が最安値に挑戦したのと同時に、円相場も1回上昇余地を試すかもしれないということだ。

今日の日経平均下げ幅622円はいかにもフィボナッチ数的数字。奇妙だなあ、でもこの話は別の時に話したい。
ただ18300円×0.38=6954
逆に6900×1.38=9522というのは、やっぱり相場は黄金分割に支配されている印象を強くした。
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ディナーラッシュ  ニューヨーク

2008-11-06 06:22:04 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
ニューヨークのイタリアンレストランに興味があるのとオーナー役のダニーアイエロの「ドゥーザライトシング」や「レオン」での印象が強く「ディナーラッシュ」を見た。

「グランドホテル形式」というべきであろうか?「ロバートアルトマン」方式というべきであろうか?
多彩な登場人物をレストランの中で食事させ、シェフやオーナー、スタッフと交錯させながら一夜の物語を作り上げていく。

オーナーがイタリア家庭料理屋的に始めた店が、息子のシェフが作る現代的イタリアンの料理が批評家にも好評で超人気になっている。
ところが、シェフの弟がばくち好きで負けも込み、借金取りのマフィアに追われている。料理にも身が入っていない。
そんなある夜、芸術家のグループ、シェフが寝たためか批評が甘くなっている女性料理ライター、弟を追うマフィアの義兄弟、カウンターで楽しむウォール街ビジネスマン風の男、ニューヨーク市警の刑事夫妻などが現れ、スタッフと絡んで多彩なやり取りがある。
その夜、弟はまた賭けに負けてしまう。しかも取立てが店に来ている。
好意を寄せる東洋人店員と店の外でやけくそになってメイクラブしたりするが。。。

スタッフ同士の人間関係もあるが、ニューヨーク人気イタリアン事情がわかるだけでも面白い。
厨房の中は罵声が飛び交い、緊張感をかもし出している。現実もこんな感じなんだろうなあ。
シェフが作ったロブスターと海老のシャンパンソースバニラ風味がお見事、焼きパスタも付け加えてね。

最後は意外な展開が待っている一応サスペンス系ではあるが、むしろグランドホテル形式ドラマだと思う。
登場人物が多いと一度だけではつかみきれず、ピックアップしてもう一度チェックした。
そうでないとわかりづらいかも?
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