映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ウディアレン さよならハリウッド

2008-11-01 06:16:04 | 映画(洋画:2000年以降主演男性)
ウディアレン「さよならさよならハリウッド」

ハリウッドの映画資本が最新作に往年の名監督ウディアレンを起用するという設定
ニューヨークが舞台、そのプロデゥーサーのフィアンセはウディの元の奥さんである。
当然ウディを推した別れた妻も絡んで、新しい映画をクランクインしようとしたら、ウディ監督の目が見えなくなる。
好条件でハリウッド資本に起用されたウディのエージェントがそれを知ってあわてて、視界の案内人を用意する。
中国人撮影家の通訳の若者を口説いて目の見えないウディに対して説明する役をやらせる。
ところが、カメラマンと通訳との関係が悪化して、通訳がクビになる。
そこでエージェントは元の妻にウディのパイロット役を頼み、いやいやながら元の妻がそれを受けるが。。。

ハリウッドのプロデゥーサー、ウディの恋人のイタリア系グラマー俳優、ウディにほれて目の見えない彼を挑発する主演女優
スタッフ同士の複雑な人間関係を探ろうとする女性ゴシップライター、せっかちな中国人カメラマン、おせっかいなエージェントなど多彩な登場人物が出てくる。
かといってアルトマンの映画のように複雑すぎるほど多いわけではない。ちょうどいいくらいである。

トークの強烈さ、女性陣が美人揃いなのはいつものウディの映画らしい。
コミカルで軽快だが、もう一歩心に来るものがない気がする。
コメント
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