映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

JUNO  これで100作だ

2009-04-02 21:38:47 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
和洋含めてこれで100作になった。
とびきり面白い「JUNO」でいこう

青春ものだ。何せ16歳の女の子が妊娠してしまう。
そしてその相手、養子にあげようとする夫婦、女の子の親友、父親と継母
この絡みを実に楽しく描写する。フランス映画「アメリ」のような匂いを感じさせる。アメリのオドレイトトゥは内気な女の子だが、JUNOことエレンペイジは非常にアクティブな女の子で大人を相手にしても物おじしない。

ハイスクールの2年生JUNOは一度の過ちで同級の男の子から身ごもってしまう。おろそうと病院へ行くが、周りの雰囲気を見て止める。そして子供をほしがっている夫婦の養子としてあげようとして、コミュニティ紙をみてある美男美女カップルのところを訪れる。二人は大歓迎する。JUNOの父母公認で育てていくが、カップルの家に出入りするうちにコマーシャルの作曲家である夫と仲良くなっていく。。。。

主演のJUNOの演技はぴかイチである。養子をもらおうとする妻がモデルのような美しさだが、背の小さいJUNOに惹かれてしまう。彼女は脚本の鋭さに見事に応える。
日本で同じような高校生が子供をつくってしまう時のような暗さが全然ないのが実に不思議である。会話のキャッチボールを最初から最後まで楽しめる。

はらましてしまう高校生の彼もそれに応えて素敵な青春モノとなっている。
これは最高!
コメント
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