超能力を持たない一般人のヒーローそれが「キックアス」である。普通の少年であれば、誰もがマントを着てヒーローになりきろうとした経験があると思う。そんな気分で特殊な腕力も頭脳もないオタク少年がヒーローになってしまおうとする。そんな映画だ。このアメコミの発想が素晴らしい。
それに加えて登場する「ヒットガール」のカッコよさ。これがまた痛快だ。おもしろかった!
主人公ことアーロン・ジョンソンは、コミックのスーパーヒーローに憧れるオタク青年。腕力もなく、女にもてるわけでも、頭がいいわけでもない普通の少年だ。本物のヒーローになろうと思い立ち、ネットで買ったスーツを着てヒーローの活動を開始する。街に出たはいいが、何の訓練もしていない彼はあっさり暴漢に刺されて病院送りとなる。

それに懲りず、ヒーローになろうとする主人公は、コンビニで3人組に襲われていた男を見つける。あらんばかりの力で3人組に立ち向かう。その勇敢な姿を撮影していた見物人から名前を尋ねられた際に、自らを「キック・アス」と名乗った。動画はやがてYouTubeにアップされて驚異の閲覧カウントを記録。キック・アス名義のアカウントを取得し、ネット界のヒーローになる。
主人公は学校内で想いを寄せていた美少女ことリンジー・フォンセカと接近するチャンスを得る。ある日彼女が麻薬の売人によって悩まされていることを知り、キック・アスに連絡するよう助言する。キックアスこと主人公はその売人がいるアパートに乗り込む。そこにいるのは腕っ節の強そうなマフィアたち。どう見ても形勢不利、ピンチに陥る。
危うくノックダウンとなる寸前に「ヒット・ガール」ことクロエ・グレース・モレッツが現れ、強面のマフィアたちを根こそぎ退治する。まだ10歳そこそこの背格好だ。彼女の父のビッグ・ダディことニコラス・ケイジも登場する。父は犯罪組織を壊滅させるため、娘に戦闘技術を叩きこんでいた。ボコボコにやられたマフィアの親玉は「キックアス」をとらえようと作戦を練り始めるが。。。。

子供が主役なのにR指定だ。卑猥な言葉を子供たちにしゃべらせる。でもRの理由は激しいバイオレンス描写だろう。人が次から次へと死ぬ。どぎついなあ。タランティーノや香港マフィア映画を思わせる残酷さが根底に流れるのと同時にコメディの要素も大きい。前半簡潔な説明で主人公を紹介するタッチはコーエン兄弟の映画を思わせる展開の早さで無駄がない。とっつきやすい。いかにもドジな主人公がうだつの上がらない場面が続く。

とてもアメコミヒーローらしくないと思ったときの「ヒット・ガール」が登場する場面は背筋がぞくぞくした。かっこいい!この華麗なスーパー・アクションがすごい。11歳のルーツ紹介をコミックスタイルで紹介するのは「キルビル」のようだ。チャンツイィが「グリーンデスティニー」で見せたカンフーアクションを10歳そこそこで演じてしまうその姿には魅了されてしまった。
末恐ろしい少女だ!
それに加えて登場する「ヒットガール」のカッコよさ。これがまた痛快だ。おもしろかった!
主人公ことアーロン・ジョンソンは、コミックのスーパーヒーローに憧れるオタク青年。腕力もなく、女にもてるわけでも、頭がいいわけでもない普通の少年だ。本物のヒーローになろうと思い立ち、ネットで買ったスーツを着てヒーローの活動を開始する。街に出たはいいが、何の訓練もしていない彼はあっさり暴漢に刺されて病院送りとなる。

それに懲りず、ヒーローになろうとする主人公は、コンビニで3人組に襲われていた男を見つける。あらんばかりの力で3人組に立ち向かう。その勇敢な姿を撮影していた見物人から名前を尋ねられた際に、自らを「キック・アス」と名乗った。動画はやがてYouTubeにアップされて驚異の閲覧カウントを記録。キック・アス名義のアカウントを取得し、ネット界のヒーローになる。
主人公は学校内で想いを寄せていた美少女ことリンジー・フォンセカと接近するチャンスを得る。ある日彼女が麻薬の売人によって悩まされていることを知り、キック・アスに連絡するよう助言する。キックアスこと主人公はその売人がいるアパートに乗り込む。そこにいるのは腕っ節の強そうなマフィアたち。どう見ても形勢不利、ピンチに陥る。
危うくノックダウンとなる寸前に「ヒット・ガール」ことクロエ・グレース・モレッツが現れ、強面のマフィアたちを根こそぎ退治する。まだ10歳そこそこの背格好だ。彼女の父のビッグ・ダディことニコラス・ケイジも登場する。父は犯罪組織を壊滅させるため、娘に戦闘技術を叩きこんでいた。ボコボコにやられたマフィアの親玉は「キックアス」をとらえようと作戦を練り始めるが。。。。

子供が主役なのにR指定だ。卑猥な言葉を子供たちにしゃべらせる。でもRの理由は激しいバイオレンス描写だろう。人が次から次へと死ぬ。どぎついなあ。タランティーノや香港マフィア映画を思わせる残酷さが根底に流れるのと同時にコメディの要素も大きい。前半簡潔な説明で主人公を紹介するタッチはコーエン兄弟の映画を思わせる展開の早さで無駄がない。とっつきやすい。いかにもドジな主人公がうだつの上がらない場面が続く。

とてもアメコミヒーローらしくないと思ったときの「ヒット・ガール」が登場する場面は背筋がぞくぞくした。かっこいい!この華麗なスーパー・アクションがすごい。11歳のルーツ紹介をコミックスタイルで紹介するのは「キルビル」のようだ。チャンツイィが「グリーンデスティニー」で見せたカンフーアクションを10歳そこそこで演じてしまうその姿には魅了されてしまった。
末恐ろしい少女だ!