映画「17歳の肖像」は若手のホープ、キャリーマリガン主演の青春ものである。ある女性ジャーナリストの回想がベースになっている。自分の倍以上の年齢の男性と恋をする女性の物語だ。
1961年主人公ジェニーことキャリー・マリガンはロンドン郊外の高校に通う16歳の少女だ。楽団でチェロを弾き、フランスに憧れる。父母は娘がオックスフォード大学に進学することを期待している。ボーイフレンドの同級生がいるが、どことなく頼りない彼は両親に気に入られていない。
ある日帰り道、彼女はどしゃぶりの雨に見舞われた。バス停で高級車を運転する見知らぬ大人の男性から「君のチェロが心配だ」と声をかけられる。自宅までのほんの僅かな距離を行く間に会話が弾んだ。感じが良かった。それがデイヴィッドことピーター・サースガードだった。数日後、キャリーは街角で彼を見かけて声をかける。彼は彼女を弦楽の演奏会と夕食に誘った。しかも、彼女の両親の心配を心配して自宅に直談判もした。音楽会で彼の仕事仲間とその恋人を紹介された。そのあと彼らが足を運ぶナイトクラブや絵画のオークションにも同行した。大人の世界にすっかり魅了されていくのであるが。。。。
恋人役のピーター・サースガードとはよくスクリーンで出くわす。
「エスター」「ナイト&デイ」と自分の取り上げる作品によく出てくる。顔なじみになってきた。女性を誘うのも両親の承諾を得てからとか、一線を越えたくない彼女の希望も受けたりと余裕あるふるまいが若い男性とは違う。そういう完成された男に惹かれる若い女性の気持ちというのもわかる気もする。
キャリーマリガンは普通かな?20歳過ぎてから16~17の役を演じるとなると多少無理が生じるかも?でもこのところの活躍は素晴らしい。メジャーへの道を一気に這い上がっていく印象だ。
自分お気に入りのエマトンプソンが校長役で出てくる。インテリ系は得意だ。でも彼女にしては存在感が薄い役。徐々に太めになっている印象。でも彼女の声は相変わらず魅力的だ。
美術の出来はいい。街並みのつくり、昔のナイトクラブのシーンのあでやかさなど全体に流れるムードは決して悪くはない。でもストーリーに起伏がたりない気がした。不自然さもある。あるジャーナリストの回想だけにフィクションが少ないのかな?そう感じたのかもしれない。
1961年主人公ジェニーことキャリー・マリガンはロンドン郊外の高校に通う16歳の少女だ。楽団でチェロを弾き、フランスに憧れる。父母は娘がオックスフォード大学に進学することを期待している。ボーイフレンドの同級生がいるが、どことなく頼りない彼は両親に気に入られていない。
ある日帰り道、彼女はどしゃぶりの雨に見舞われた。バス停で高級車を運転する見知らぬ大人の男性から「君のチェロが心配だ」と声をかけられる。自宅までのほんの僅かな距離を行く間に会話が弾んだ。感じが良かった。それがデイヴィッドことピーター・サースガードだった。数日後、キャリーは街角で彼を見かけて声をかける。彼は彼女を弦楽の演奏会と夕食に誘った。しかも、彼女の両親の心配を心配して自宅に直談判もした。音楽会で彼の仕事仲間とその恋人を紹介された。そのあと彼らが足を運ぶナイトクラブや絵画のオークションにも同行した。大人の世界にすっかり魅了されていくのであるが。。。。
恋人役のピーター・サースガードとはよくスクリーンで出くわす。
「エスター」「ナイト&デイ」と自分の取り上げる作品によく出てくる。顔なじみになってきた。女性を誘うのも両親の承諾を得てからとか、一線を越えたくない彼女の希望も受けたりと余裕あるふるまいが若い男性とは違う。そういう完成された男に惹かれる若い女性の気持ちというのもわかる気もする。
キャリーマリガンは普通かな?20歳過ぎてから16~17の役を演じるとなると多少無理が生じるかも?でもこのところの活躍は素晴らしい。メジャーへの道を一気に這い上がっていく印象だ。
自分お気に入りのエマトンプソンが校長役で出てくる。インテリ系は得意だ。でも彼女にしては存在感が薄い役。徐々に太めになっている印象。でも彼女の声は相変わらず魅力的だ。
美術の出来はいい。街並みのつくり、昔のナイトクラブのシーンのあでやかさなど全体に流れるムードは決して悪くはない。でもストーリーに起伏がたりない気がした。不自然さもある。あるジャーナリストの回想だけにフィクションが少ないのかな?そう感じたのかもしれない。