映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ムーンライズ・キングダム

2013-02-22 18:45:24 | 映画(洋画 2013年以降主演男性)
映画「ムーンライズ・キングダム」を見てきました。
ウェス・アンダーソン監督の新作、主役の少年少女の脇を固める俳優の豪華さは半端じゃない。
こういうタッチどうかな?と思いながら、他の作品の上映時間の兼ね合いで見た。
色合い鮮やかで、美術などには見るものが多いけど、正直こういうのは苦手

1965年アメリカのニューイングランド沖に浮かぶ小さな島、ニューペンザンス島が舞台だ。
12歳のスージー(カーラ・ヘイワード)は本が好きな孤独な女の子、父ウォルト(ビル・マーレイ)と母ローラ(フランシス・マクドーマンド)と3人の幼い弟たちと海沿いの素敵な家で暮らしていた。
自分だけの世界に浸るので家族ともなじんでいない。
趣味は双眼鏡での観察。ある日、スージーはその双眼鏡で母とシャープ警部(ブルース・ウィリス)の密会を目撃する。

一方、ボーイスカウトキャンプ中の同じく12歳サム(ジャレッド・ギルマン)も、仲間にうまく溶け込めない。ウォード隊長(エドワード・ノートン)率いるボーイスカウトのキャンプ地から隊員のサムが置き手紙を残して姿を消してしまう。

1年前、ボーイスカウトの活動で劇を観に行ったサムと出演していたスージーが惹かれ合い文通を開始。密かに駆け落ちの計画を練っていた。
二人は作戦通りに出発して、誰にも知られていない美しい入江“ムーンライズ・キングダム”で楽しい2人だけの時間を過ごす。

翌朝、二人がいなくなったことを知った島の大人たちは大騒ぎで、二人の捜索を始めます。娘を誘惑したとウォード隊長に食って掛かるビショップ夫妻だったが、ボーイスカウトの少年たちによって二人は見つかり、離ればなれにされてしまう。
だがサムの両親は里親で「サムはもう引き受けられない」と言い、福祉局(ティルダ・スウィントン)の説明によると、問題児のサムは少年院に行く可能性が高いという。

そんなうちに天候が怪しくなり、島を前代未聞の大嵐と大洪水が襲うが。。。

ロケの島はきれいだ。
紅白のストライプの灯台に遊び心がある色合いを感じ、二人が行く入江も素敵なロケーション。ビルマーレーとマクドーマンドが住む家もしゃれている。この色調や雰囲気にノスタルジーがあり、レコードプレーヤーにオープンリールのテープレコーダーとインテリアや美術には楽しめる要素がたくさんある。
でもボーイスカウト自体が自分の性に合わないし、本質的にウェス・アンダーソン作品とは合わないかもしれない。
別の映画見ればよかった。今一つ楽しめなかった。
コメント
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