映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

85回アカデミー賞(2012年度)の感想

2013-02-25 18:51:59 | 映画 ベスト
いよいよ発表になった。

作品賞:「アルゴ

下馬評が徐々に高くなっていく感じだった。とうとう決まってしまった。
自分としては、「ゼロダークサーティ」の方がよく見えたが、ニセ映画で脱出というネタ自体がアカデミー賞にはピッタリなのかもしれない。
むしろ現地人(イラン?)の演技にリアリティがあったのに映画づくりのうまさを感じた。
ベンアフレックには心から拍手を送りたい。
グッドウィルハンティングから始めて長い付き合いになりそうだ。

監督賞:アン・リー(「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」

CGと実写とバランスがよく、色合い良くうまくまとめたアンリー監督の手腕には敬服した。
虎がCGと聞いて本当にビックリした。
これで監督賞2度目だ。次にどんな題材を選ぶかが見ものだ。
有名な俳優が出ているわけではないのにいい映画作ってもらった。

主演男優賞:ダニエル・デイ=ルイス(「リンカーン」)

この人が候補になったら、他の人は勝てないと思うであろう。
前作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」には背筋がぞくぞくした。
今回まだ見ていないが想像がつく。現代映画界で最高峰の演技をする人だ。
「リンカーン」見るのが楽しみだ。

主演女優賞:ジェニファー・ローレンス(「世界にひとつのプレイブック」)

正直「ゼロダークサーティ」を見た時はこれで主演女優賞は決まりだと思った。
でも「世界にひとつのプレイブック」(まだブログアップしていない)を早速見てうーん互角だと思った。
それで結局ジェニファー・ローレンスに。
これってかなりの接戦だったんじゃないでしょうか?
主演男優賞に本命がそのまま選ばれたけど、共演のブラッドリークーパーはかなりいい。
いずれチャンスがくるでしょう。

助演男優賞:クリストフ・ワルツ(「ジャンゴ 繋がれざる者」)
彼のことはあまり知らない。2回目だね
黒澤映画にも常連の脇役がいたけど、彼もタランティーノ映画でそうなるのかな?
早く見てみないと。。。

助演女優賞:アン・ハサウェイ(「レ・ミゼラブル」)

これは本命どうりでしょう。これだけは予想を外した人いないんじゃないかな?
自分はずっと歌い続けの映画が少し苦手なのですが、アンハサウェイは大好きです。

脚本賞:クエンティン・タランティーノ(「ジャンゴ 繋がれざる者」)

彼の名を高めた「パルプフィクション」以来2回目だ。
もっともらってもおかしくないんだろうけどね。
先日大好きな梶芽衣子の手を握ってご満悦との話なのでよかったね。

脚色賞:「アルゴ」
視覚効果賞:「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
美術賞:「リンカーン」
撮影賞:クラウディオ・ミランダ(「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」)
衣装デザイン賞:ジャクリーン・デュラン(「アンナ・カレーニナ」)
編集賞:ウィリアム・ゴールデンバーグ(「アルゴ」)

以上はすべて納得
大著「アンナ・カレーニナ」の映画化にも注目している。
コメント
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