映画「エマニュエル」を映画館で観てきました。
映画「エマニュエル」はフランスの人気女優ノエミ・メルランがエマニュエルを演じる香港を舞台にしたフランス映画だ。自分が青年時代にシルビアクリステル演じる「エマニュエル夫人」の衝撃映像を観ているし続編も観た。女性の性の目覚めがテーマでタイのロケ映像が脳裏に残る。今回は「あのこと」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したフランスの女性監督オードレイ・ディヴァンというのも気になる。2022年公開の作品では文句なしの5つ星作品で望まぬ妊娠をした女の子を追うカメラワークが良かった。
主演のノエミ・メルランは「燃ゆる女の肖像」から脱ぎっぷりがよくずっと追っていて「パリ13区」では黒人男性とのきわどい絡みもあった。しかも、「マルホランドドライブ」でやさしいバストトップを見せてくれ主演作も多かったナオミワッツがでて自分が好きな香港ロケとなると初日から行くしかない。
ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエル(ノエミ・メルラン)はオーナーから依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながら査察をすることになった。ランキングが落ちたことが許せないオーナーは経営陣のマーゴ(ナオミ・ワッツ)を懲戒解雇できる理由を見つけるようアラ探しを命じる。しかし、サービスも設備もほぼ完璧である。ホテルの監視室の従業員(アンソニー・ウォン)から監視映像を見せてもらい裏側を調べはじめて怪しげな常連宿泊客と交流を重ねるようになる。
香港を舞台にして視覚的に大満足の映画だった。
香港のどこのホテルかわからないのが残念だが、アジアンテイストのインテリアが素敵なホテルでエマニュエルはビクトリアハーバーが見渡せるスウィートに滞在する。ゴージャスな部屋で、プールサイドのシーンもある。ガラス越しに香港のビルのネオンがきらびやかに映るバーのシーンもいい感じだ。まだまだ香港健在とわかりうれしい。
最後に向けて、エマニュエルが猥雑な香港の裏町に入っていくシーンもいい感じだ。広東語が飛び交う会員制秘密麻雀クラブや多国籍な面々が踊る怪しげなクラブに入ったり、裏町角の屋台のような場所で中華を食べながら強い酒(白酒かなあ?)をエマニュエルが飲み干したりメイクラブするシーンを見ていると香港に行きたくなって居ても立っても居られない気分になる。
1974年の「エマニュエル夫人」ではバンコクの外交官夫人が性に目覚める設定で、アヘンを吸う怪しげなエリアのシーンに展開して行った。性に目覚める意識という面では前作の方が強い。ヘア解禁のずいぶん前でぼかし映像だらけである。約50年前だけにタイも今と比べるとバリバリの発展途上国でまだ怪しさが残っていた。今回は香港の裏街角が映っても都会的なムードが前面に出る。
ノエミメルランは美しい乳首を見せるだけでなくキレイにカットしたアンダーヘアも全開だ。いきなり飛行機内のファーストクラスのトイレでいたしてしまうシーンでスタートしていき、怪しげなプールの常連客ゼルダ(チャチャ・ホアン)が男性客を誘惑して小屋でファックするのを見せつけられて刺激される。ゼルダとオナニーの見せ合いもするのだ。
それにしても、メジャー俳優の一歩手前くらいまでになったノエミメルランも毎回大胆な絡みシーンが多い。最後に向けての絡みは下手なAVよりも視覚的にも聴覚的にも刺激たっぷりだ。ナオミワッツも久々に脱いでくれたらと思ったけど、50代後半だからなあ。
オードレイ・ディヴァン監督は「あのこと」同様にノエミメルランを抜群のカメラワークで追っていた。映画情報の中でのオードレイ・ディヴァンの性に関するコメントはかなり刺激的なので一読をお勧めする。
『あのこと』を撮影した後、私は自分自身にこう言いました。「痛みを描けるなら、悦びも描けるかもしれない」と。女性のオーガズムを適切に表現する方法を見つけるのには時間がかかりましたとの発言はすごい。お見事である。ただ、ストーリーだけをとると変化球が効かずにイマイチと思う人もいるだろう。
映画「エマニュエル」はフランスの人気女優ノエミ・メルランがエマニュエルを演じる香港を舞台にしたフランス映画だ。自分が青年時代にシルビアクリステル演じる「エマニュエル夫人」の衝撃映像を観ているし続編も観た。女性の性の目覚めがテーマでタイのロケ映像が脳裏に残る。今回は「あのこと」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したフランスの女性監督オードレイ・ディヴァンというのも気になる。2022年公開の作品では文句なしの5つ星作品で望まぬ妊娠をした女の子を追うカメラワークが良かった。
主演のノエミ・メルランは「燃ゆる女の肖像」から脱ぎっぷりがよくずっと追っていて「パリ13区」では黒人男性とのきわどい絡みもあった。しかも、「マルホランドドライブ」でやさしいバストトップを見せてくれ主演作も多かったナオミワッツがでて自分が好きな香港ロケとなると初日から行くしかない。
ホテルの品質調査の仕事をするエマニュエル(ノエミ・メルラン)はオーナーから依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながら査察をすることになった。ランキングが落ちたことが許せないオーナーは経営陣のマーゴ(ナオミ・ワッツ)を懲戒解雇できる理由を見つけるようアラ探しを命じる。しかし、サービスも設備もほぼ完璧である。ホテルの監視室の従業員(アンソニー・ウォン)から監視映像を見せてもらい裏側を調べはじめて怪しげな常連宿泊客と交流を重ねるようになる。
香港を舞台にして視覚的に大満足の映画だった。
香港のどこのホテルかわからないのが残念だが、アジアンテイストのインテリアが素敵なホテルでエマニュエルはビクトリアハーバーが見渡せるスウィートに滞在する。ゴージャスな部屋で、プールサイドのシーンもある。ガラス越しに香港のビルのネオンがきらびやかに映るバーのシーンもいい感じだ。まだまだ香港健在とわかりうれしい。
最後に向けて、エマニュエルが猥雑な香港の裏町に入っていくシーンもいい感じだ。広東語が飛び交う会員制秘密麻雀クラブや多国籍な面々が踊る怪しげなクラブに入ったり、裏町角の屋台のような場所で中華を食べながら強い酒(白酒かなあ?)をエマニュエルが飲み干したりメイクラブするシーンを見ていると香港に行きたくなって居ても立っても居られない気分になる。
1974年の「エマニュエル夫人」ではバンコクの外交官夫人が性に目覚める設定で、アヘンを吸う怪しげなエリアのシーンに展開して行った。性に目覚める意識という面では前作の方が強い。ヘア解禁のずいぶん前でぼかし映像だらけである。約50年前だけにタイも今と比べるとバリバリの発展途上国でまだ怪しさが残っていた。今回は香港の裏街角が映っても都会的なムードが前面に出る。
ノエミメルランは美しい乳首を見せるだけでなくキレイにカットしたアンダーヘアも全開だ。いきなり飛行機内のファーストクラスのトイレでいたしてしまうシーンでスタートしていき、怪しげなプールの常連客ゼルダ(チャチャ・ホアン)が男性客を誘惑して小屋でファックするのを見せつけられて刺激される。ゼルダとオナニーの見せ合いもするのだ。
それにしても、メジャー俳優の一歩手前くらいまでになったノエミメルランも毎回大胆な絡みシーンが多い。最後に向けての絡みは下手なAVよりも視覚的にも聴覚的にも刺激たっぷりだ。ナオミワッツも久々に脱いでくれたらと思ったけど、50代後半だからなあ。
オードレイ・ディヴァン監督は「あのこと」同様にノエミメルランを抜群のカメラワークで追っていた。映画情報の中でのオードレイ・ディヴァンの性に関するコメントはかなり刺激的なので一読をお勧めする。
『あのこと』を撮影した後、私は自分自身にこう言いました。「痛みを描けるなら、悦びも描けるかもしれない」と。女性のオーガズムを適切に表現する方法を見つけるのには時間がかかりましたとの発言はすごい。お見事である。ただ、ストーリーだけをとると変化球が効かずにイマイチと思う人もいるだろう。