昨年の11月にブログを始めました。始めは自分のブログへ書いたり写真を掲載したりが忙しく、他のブログを見る暇が有りませんでした。でも今年の4月頃から幅広く、いろいろなブログを見るようになりました。本や雑誌に無い新鮮さと面白さに驚いています。
そして、ブログを始めると数々の楽しみを発見出来ることに気がつきました。
ブログは非常に数が多く、内容も千差万別、質も玉石混交です。ものの見方が皆違い、それぞれ個人の考え方が素直に、誠実に書いてあります。
それで気が着いた事は、自分の考え方が狭く、特殊な立場でしか考えて来なかったということです。例えば原子力発電は賛成でしたが、多くの人々が反対なことがすなおに分かりました。また天皇制や宗教に好意的な考えでしたが、多くの人々が懐疑的であることも分かりました。何故か?ということはいずれキチンと整理して書きます。
もう一つのことは、よく自叙伝を自費出版し友人・親戚へ配る人がいます。貰った人の多くが困っています。ブログでは読みたくない人は読む必要がないのです。ブログでは下手な文章を書いても迷惑がられません。
それから知人・親戚で熱心に読んで下さる人がいます。季節季節の挨拶状を出さなくても良いような気分になります。気持ちにゆとりが出来ます。
他のブログの中に芸術的に質が高いものを発見する楽しみもあります。
一つだけ例を上げれば、mika さんの宮沢賢治の作品の朗読のブログです。
http://koto-dama.cocolog-nifty.com/blog/ (サイドバーの推薦したいブログに入っています)
印象深いブログとして、以前から鬼家さん、木内さん、ちひろ さん、玲さん、mugiさん、などのブログをご紹介してきました。URLはサイドバーの推薦したいブログ欄に御座います。是非ご覧になることをお勧めします。
それから若々しい ちびた さん、ゆき さん、乾燥芋のおにいちゃん などのブログは何時も多くのコメントを集めています。以前も書きましたが、ブログでは特殊な用語が用いられ敬語・丁寧語が無いことを指摘しました。ちびた、ゆき、乾燥芋、などと真面目でないような名前を用いています。しかし、ブログの内容は誠実で、人生を建設的に作って行こうという気持ちが書き込んであります。多数のコメントの内容も真面目でひたむきな感じがします。老人の筆者には直接会えないような人々です。その真面目な意見を見ることが出来るのもブログの楽しさです。
古い人々にとっては苗字と名前をきちんと用いないことで反発を感じます。はじめは小生も反発を感じました。また文章がでたらめで敬語・丁寧語もありません。そんな文章へも反発を感じます。そこで老人はその先の一歩を踏み出さないで止めてしまいます。でも根気よく読んで行くと若者の善意や前向きの思想に安心します。そんな安心を得られるのもブログの楽しさではないでしょぅか? (続く)
乾燥芋のおにいちゃん:http://www.satoyama-life.pref.ibaraki.jp/cms/modules/nmblog/users.php?mode=showuid=57
ゆきさん:http://fanblogs.jp/dryuki/archive/157/0
ちびたさん:http://chibita.blog.tsuge.jp/