後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

心暖まるワン コイン レストラン・・・小金井駅北口近くの「ソルト館」

2011年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

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JR小金井駅の北口を出て、左方向(西の方向)へバス通りを50mほど歩くと右手に上に示したような「ソルト館」という立派なレストランが現れて来ます。

内部も広々として清潔です。このレストランで驚くべきことは全ての定食や食事が税込みで500円なのです。(http://www.salt-kan.com/

以下に示すようないろいろな定食に御飯、味噌汁、おでん(食べ放題)がついて、全てまとめての料金が500円なのですから感動的です。豚カツ定食、チキンカツ定食、チキングリル定食、お刺身定食(海老天付)、鯛の兜煮定食、鮭フライ定食、ミックスフライ定食、が全て500円です。その他にカレー、オムライス、カレーうどん、ざるそば、とろろそば、冷し中華、もあります。デザートのアイスクリーム100円、ソフトクリーム200円、ケーキ250円、コーヒー、紅茶100円と格安です。勿論ビールもワインもあります。

いつも広いお店にお客さんがいっぱいです。サラダや季節の野菜料理が何種類も大皿に盛り付けてあり、ご自由に召しあがって下さいと書いてあります。

この「ソルト館」は地元の竹馬商工株式会社の社長の久我順子さんが、気軽に集まり、寛ぎながら食事も出来る場所を作りたいと考えて11年前に作ったものです。2階と地下1階にパーティ用の大きな部屋もあります。そして3階には会議室や礼拝堂があります。

地域活性化にも大きく貢献しています。竹馬商工株式会社は家の建築や建物設備が本業の会社で、もう何十年も仕事を順調に業績を伸ばしています。兎に角、その社長さんの気風が良くて有名な会社です。本業で得た利潤を地元へ還元しているのです。

「ソルト館」へ来るお客さんは小金井の人に限らず、駅から近いので、JR中央線沿線の町々からも来ます。

尚、社長の久我順子さんのお嬢さんはお医者さんで、近所で内科の病院を経営しています。

下に久我順子社長さんと、料理を作っている菊池克己さん、兼平和美さん、フロアー担当の田中一 さんの写真を掲載いたします。

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ここ数日天気が悪いので晴天の日の写真をお送りいたします

2011年07月28日 | 写真

このところ曇天の上、蒸し暑く、気分の悪い日々が続いています。

そこで気が晴れるように碧い空に輝く山並みの写真をお送りいたします。7月16日に山梨県、甲斐駒岳の麓から八ヶ岳を撮りました。

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東京電力は現在の火力発電所、水力発電所の発電状況を公表すべきである

2011年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Iso000011_21 (左の写真は磯子石炭火力発電所です)

福島原発の大事故のあった直後の東京電力の供給可能な電力は4500万kワット位という発表がありました。それが最近では5310万キロワットと増加しています。使用電力は梅雨明け以来、80%前後で、まだまだ余裕があります。この様子では電力不足による停電はありません。

しかし一体、800万キロワットもの電力が何故一気に増産されたのでしょうか?それは今まで休んでいた火力発電所と水力発電所を運転させ始めたからとしか考えられません。

末尾に示したの東京電力の発電所の一覧表は2005年のものです。その現在の情報を公開すべきではないでしょうか?

公開すると福島原発はもともと必要が無かったという証明になるから経済産業省が情報公開を抑えているのでしょうか?

2005年の火力発電所の発電量は3637万キロワットで、水力発電は852キロワットです。それに柏崎刈羽原発だけで821万キロワットを発電していました。

これら火力と水力と刈羽原発だけの合計で5310万キロワットになります。2005年に既にこれだけの発電量があれば6年後の現在は、5310万キリワットよりもさらに10%から20%の増加があるのが当然です。

勿論、広野火力発電所のように地震で損害を受けたところもあります。しかし、どれだけの損害が生じ、復旧には何日かかるかという情報も一切公表していません。

その上、末尾に示した一覧表に含まれていない休眠中の火力発電所の情報の公開も必要になって来ます。休眠中の火力発電所の再稼働は技術的に容易なことなのです。

臆測にもとずいた結論を言います。現在日本中に燃料のコスト高から休止中の火力発電所を再稼働すれば原発は不要になります。

不要になるか否かの情報が皆無なのでです。

それを公開すると原発廃止論に勢いがつくから経済産業省も全ての電力会社も休眠中の火力発電所の情報を公開しません。火力よりも原子力のほうが儲かるからです。困ったものです。

どなたか東京電力の休眠中の火力発電所と水力発電所の情報をお教えいただけませんでしょうか?

======参考資料===============

火力のよる3637万kWと水力による852万kWと柏崎刈羽原発の821万kWの合計だけで5310万キロワットの発電能力になります。

東京電力の発電所20043月末現在)

水力発電所:160箇所(852kW

揚水式50kW以上の発電所) 安曇発電所 62.3kW 新高瀬川発電所 128.0kW 玉原発電所 120.0kW 原発電所 90.0kW 今市発電所 105.0kW 葛野川発電所 80kW(建設中・160.0kW予定) - 714mという世界最大の有効落差を誇る。 神流川発電所 47kW(建設中・282.0kW予定) - 全機稼動すれば国内最大、世界最大級の揚水発電所。

火力発電所:26箇所(3,637.1kW

神奈川県 横須賀火力発電所 213kW - 計画停止中 川崎火力発電所 150kW(建設中・300kW予定) 横浜火力発電所 332.5kW 南横浜火力発電所 115kW 東扇島火力発電所 200kW 東京都 品川火力発電所 114kW 大井火力発電所 105kW 千葉県 千葉火力発電所 288kW 五井火力発電所 188.6kW 袖ケ浦火力発電所 360kW 姉崎火力発電所 360kW 富津火力発電所 504kW 茨城県 鹿島火力発電所 440kW 常陸那珂火力発電所 100kW(建設中・300kW予定) - 2号機建設中 福島県 広野火力発電所 380kW

原子力発電所:4箇所:青森県 東通原子力発電所 (建設中) 福島県福島第一原子力発電所 470.6kW 福島第二原子力発電所 440.0kW 新潟県 柏崎刈羽原子力発電所 821.2kW

風力発電所:1箇所(500kW八丈島風力発電所 

地熱発電所:1箇所(3,500kW八丈島地熱発電所 


日本の繁栄と栄光の犠牲になった福島県の人々

2011年07月28日 | 日記・エッセイ・コラム

福島原発の爆発による大事故から4ケ月以上になります。そろそろ落ち着いて、いろいろな視点から原子力発電の事故の原因やその社会的なインパクトについて冷静に考える時期になって来たと思います。

大事故の直接的な原因は大津波で原発の冷却施設が洗い流されてしまった上、完全に電源が喪失したことになります。

間接的な原因は原発推進の政策を推進した中曽根康弘氏を中心とした政権担当者、それに同調した通産省の官僚、そして全ての電力会社の幹部達にあります。

しかし原発建設で大きな利潤を上げた日立、東芝、三菱重工、そしてその数知れぬ下受け中小企業も原発推進に賛成し、強力に建設に協力したのです。

アメリカから原発施設や技術を輸入した伊藤忠などの大商社も原発推進派でした。

原発を持つことはプルトニュームの保有につながり核弾頭生産技術の潜在能力となりますので自衛隊関係者や右翼の人々は賛成です。

さらに原発施設を過疎地に建設すると、地元の自治体へ莫大な税収が入り、雇用が増大するのです。

原発開発の政策は1950年代の日本が貧困に喘いでいた時代に中曽根康弘氏の提唱と政策実行によって切り開かれたのです。そして上記のように官民挙げての強力な支持があったのです。

日本の経済が豊かになって皆が余裕のある生活をしている現在の日本人は、1950年代の貧困な時代の生活の実際を知りません。その頃はまだ食料も不足がちで、中学生の集団就職が当たり前だった時代でした。原子力発電は日本人の甘い、甘い夢だったのです。

現在の若者は貧しい時代を知りません。知らないで原発を推進した過去の人々は馬鹿だったと言います。愚かな政策だったと批判します。政治家の宣伝に踊らされて喜々として原子量の平和利用の研究に一生を捧げた科学者や技術者は愚かな操り人形に過ぎなかったと批判します。

しかしそのような批判をしている人々の親はどうやって収入を得ていたのでしょうか?日本の高度成長の国策の恩恵を受けていたに違いありません。

ですから原発を推進して来た過去の人々の批判や非難は止めた方が良いと思います。それは建設的な結果になりません。

さて、過去は過去としてこれからどうしますか?

原発のお陰で日本は繁栄し、栄光を得ることが出来ました。しかしその結果として福島県の人々が犠牲になったのです。それは原子力発電技術の特徴です。

このように一国の栄光のためにある県が酷い犠牲を強いられる特徴のある原発は段階的に止めるべきだと私、個人は信じています。経済繁栄と栄光よりも人々、個人の安全と平穏な生活の方が重要だと私は信じています。

もう一つの事実を記述しておきます。このブログで原発の問題を取上げると赤ちゃんを持っている女性から狂おしい程に感情的な反論が投稿されます。自分の子供のためなら放射能は絶対にあってはならないという意見です。放射能の強弱など眼中にありません。兎に角検知できる放射能があれば絶対に反対なのです。原発は即時撤廃するべきという強烈な意見が多いのです。あまり感情的な意見が多いので削除してしまいました。

そのような感情的な反対意見は政策決定者に無視されがちですが、私、個人は無視すべきではないと信じています。科学的でない意見を無視すると、多くの人々の平和のためにはなりません。(続く)

それはそれとして、

今日も皆様の健康と平和の為にお祈り致します。藤山杜人

下に電気も自動車も拒否して昔の生活を守っているアーミッシュの馬車の写真をしめします。

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