後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

今日の散歩・・・雑木林の好きな方々へ是非お薦めしたい大型公園

2011年07月25日 | インポート

JR八王子駅北口から真っ直ぐ北へ数キロ行くと都立小宮公園があります。広大な雑木林に覆われた丘陵全体が公園になっています。林の中には車椅子も通行出来るようにバリアフリーの板敷きの木道が延々と続いています。

兎に角雑木林のお好きな方々へは自信を持ってお薦めいたします。子供が遊ぶ遊具や広場が入口付近に無いので大人向きの公園です。それだけに静寂が樹下に広がっています。こんなに八王子市の中心部に近く広大な雑木林の公園があるとは知りませんでした。とりあえず写真だけでもお楽しみ下さい。(終り)

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悲しい盆踊り・・・子供たちだけは楽しそう

2011年07月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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Wz_046_2 今年の小金井阿波踊りは秋のような涼しい風が吹いていました。笛太鼓の音に誘われて夕食後にブラリと行ってみました。

悲しげな盆踊りでした。大震災で亡くなった人々の魂が小金井まで飛んできたのです。その霊を慰めるようにと大人たちは踊っているようです。

本来、盆踊りは、お盆に帰って来た先祖の霊を慰め、供養する為に村々の神社の境内でしたものです。

村民が小綺麗な浴衣姿になり一緒に踊るのは楽しい行事です。すげ笠姿の女性はみんな美しく見えます。しかし亡くなった親兄弟の事を思い出すので悲しい気持ちにもなります。楽しさと悲しさの入り混じった群舞なのです。

ところが最近の盆踊りは駅前の広場や繁華な通りを交通止めにして行います。徳島県の阿波踊りがどういう訳か全国各地で踊られます。先祖の霊を供養することを忘れて賑やかなお祭りになってしまいました。それが悪いと言うのではありません。

しかし以前に見た富山県の八尾の「風の盆」のしみじみとした盆踊りを思い出します。それに比較して阿波踊りは賑やか過ぎて何故か好きになれません。

それは個人の趣味ですからこれ以上の議論が止めにします。

昨日の小金井の阿波踊りでは夜店も少なく、酔った男たちも居ませんでした。あれだけの大災害の後では心ある大人たちは浮かれて酔っぱらう気持ちにはなれません。涼しい夜風が吹きぬけて何か悲しそうでしした。

子供の頃見た盆踊りは悲しげなものでした。その理由は大人になってから理解できたのです。私の見た盆踊りは戦後でしたので、中国大陸の土になり、南海の海に沈んだ人々の面影を大人たちは考えていたのでしょう。それは楽しくて悲しい踊りだったに違いありません。

昨日の盆踊りでは、浴衣を着た子供達だけが最高に楽しそうにしています。その姿を見ている母親も楽しそうにしています。子供はいつも楽しめば良いのです。無邪気が一番です。それを見て家内も私も楽しくなりました。

今年の小金井の盆踊りはしみじみとしていて良かった。盆踊りの意味があった。などと考えながら帰って来ました。浴衣姿の老妻の下駄の音がカラコロと響く静かな散歩でした。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人