この天文台は、新宿駅から電車で20分の三鷹駅南口からバスで行ける大沢にあります。
東京の近郊に、こんなにも広大な森が広がっているのです。驚きです。
以前から行こうと思っていた国立天文台、三鷹の森です。
昔は一般に公開されていませんでしたが最近、広い駐車場を作り、森の中のあちこちに離れて建てられた丸屋根の天文観測用のドームも公開されています。
天文観測のための望遠鏡やいろいろな施設を気軽に見ることが出来るのです。
案内板に従って森の中を散歩して行くと巨大な望遠鏡や、天文台歴史観があります。
そして、展示館の星空の動画を見ていると、宮沢賢治の銀河鉄道の列車に乗り込んだような錯覚を覚えます。
森の中を乾いた爽快な風が吹き抜けています。
ここは皆様へ絶対にお薦め出来る素晴らしい散策コースです。
屋外のベンチでは飲食自由です。平日は構内にある職員食堂を見学者も利用できます。駐車料金は3時間で500円で、施設の見学料は全て無料です。
兎に角、広くて、空気が新鮮で、その上静かな場所です。
詳しくは、http://www.nao.ac.jp をご覧ください。
下に先程撮って来た写真をお送りいたします。
上の写真のような道が森の中にあって、それぞれの道の途中や先端に見学用の施設があります。
上の写真はレンガ建ての旧図書館です。
上の写真は日本最大の口径65cmの屈折望遠鏡が公開されている天文台歴史館です。巨大な望遠鏡は圧巻です。
さらに上の写真のような森の中の竹林の道を歩いて行きます。
そうすると上の写真のような太陽塔望遠鏡の入っている古いレンガの建物があります。1930年に作られた国の登録有形文化財です。「アインシュタイン塔」の名もあります。
旧図書館の右を奥へと進むと子午儀資料館があり、更に奥へ進むと上の写真のような天文機器資料館があります。
上の左の写真は日本最大の口径65cmの屈折望遠鏡で、右の写真はそれで撮影した天体の写真です。
上の2枚の写真は展示室での星の動画の場面です。
この動画を見ていると、銀河鉄道の列車に乗り込んだような錯覚を覚えます。
こんな連想を思い出しながら森の道を家内と一緒に散策してきました。
ここは自信をもってお薦め出来る散策地です。天気の良い日に是非お出かけになって下さい。
近くに深大寺と神代植物園もありますので、組み合わせると丸一日のハイキングになると思います。(終わり)