小田急ヨットクラブ:http://www.odakyu-yc.com/sailing/index.html
青木ヨットスクール:http://www.aokiyacht.com/
ヤマハヨットスクール:http://www.marinebox.co.jp/yacht/school/
江の島ヨットスクール:http://www.chotto-yacht.com/school
ISPAクルーザースクール:http://www.ybmarina.com/ispa/index.html
ヨットには小型ヨットとキャビンの付いたクルーザーと2種類あります。
小型ヨットはディンギーと呼びます。
上の体験プログラムを見る場合、そのプログラムに使うヨットはディンギーなのかクルザーなのかをしっかりと見分けなければいけません。
ディンギーは突風で転覆します。泳げる人でないと危険です。どちらかというと若者向きの船です。
クルーザーは船底に重いキールが付いているのでまず絶対に転覆しません。泳げない人や中高年向きに良い船です。
写真で説明します。下の写真は素人向きの少し大きめのディンギーです。
ディンギーには1人乗りの小さなものもあります。2人乗りが普通です。上のは4人乗っていますので大き目のディンギーです。
マストの前と後ろに三角形の帆を上げます。ジブセイルとメインセイルです。
下はキャビンのついたクルーザーの写真です。左は私が一昨年の秋まで乗っていたクルーザーです。ヨットの趣味は25年間続けました。
右は真鶴港に係留してあるいろいろなクルーザーの写真です。
ディンギーでもクルーザーでも初めて体験する場合、ヨットの部分品の名前を覚えて置くと指導してくれる人が喜んで、親切になります。
マスト、前帆をジブセイル、後ろの帆をメインセイルを覚えたら、舵をラダーと覚えます。梶棒はテラーです。
メインセイルとマストのてっぺんまで引き上げるワイヤーはメインハリヤード(メインハリ)と言います。ジブセイルを引き上げるワイヤーはジブハリヤード(ジブハリ)です。
メインセイルの下を固定している棒をブームと呼びます。そのブームを左右に動かすロープをメインシートと言います。
ジブの裾を左右に動かすロープはジブシートです。ヨットではロープという名前は船上では絶対に使ってはいけません。
係留用のロープは舫いロープと呼んでも良いのです。
ついでに言えば、ヨットの前の方をバウ、うしろの方をスターンと言います。
ヨットの進行方向に向かって右側をスターボードと言い、左側をポートサイドと言います。
このように方向や船の部分品のに特別な名前が付いているのはスペインやポリトガルによる大航海時代からの伝統です。
ヨットというスポーツはその伝統をひきついでいるのです。
ですからその伝統を尊重し、体験セイリングをする前に本を見て、船の部品の名称くらいは憶えて置くと、指導してくれる人が親切になり、楽しい思いをいたします。
最後に2009年5月2日に体験した沼津沖の駿河湾でセイリングの時の写真を送りいたします。
Hoota船長指揮のもと、女性2名を含めた総勢6人で4時間程、烈風の中を豪快なセイリングを楽しんで来ました。
爽快な海風を想像しながら写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
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