後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日のソメイヨシノの開花状況です」

2017年04月02日 | 写真

春先に寒い日が続き桜の開花が数日遅れているようです。
今日も車で毎年見に行く、三鷹の国際キリスト教大学と武蔵境の桜堤団地の桜の開花状況を見に行きました。どちらも二十数本の桜木があるのですが、3分咲の木が2、3本あっただけです。
下枝の花が咲いているところを狙って写真を撮ってきました。
写真が今日のソメイヨシノの開花状況です。
この調子ですと小金井公園や国立市の桜大通りの桜は4月5日以後になると思います。それでも気の早い木はもうかなり咲いています。
皆様のご近所の桜の開花状況は如何でしょうか?









何故私は中国人や韓国人を大切に思うか!

2017年04月02日 | 日記・エッセイ・コラム
私の書く記事は中國や韓国を大切にし仲良くしたほうが良いという考えに基づいています。
すると多くの日本人から中国や韓国と仲良くする必要などないという批判のコメントを沢山頂きます。
中国は南京事件をでっち上げ日本を執拗に非難しています。韓国は慰安婦像を際限なく作って日本を責めたてます。多くの日本人は怒り心頭に発し、そして呆れ果てています。
しかしキリスト教の洗礼を受けたために私はどうしても中国人や韓国人を憎めないのです。大切な隣人と思っています。
一般的に国際間に大きな感情問題が起きる場合には双方に原因があることが多いのです。
ですから日本側にも原因があったと考えています。

キリスト教では『汝の隣人を愛せ』と教えています。洗礼を受けた私は愛せなくとも、せめて大切の思うようにしています。

私は46年前の1971年にカトリック立川教会で塚本金明神父さまから、家内と一緒に洗礼を受けました。
洗礼を受けても自分の悪い性格は一向に変わりませんでしたが、考え方が少しだけ変わったような気がします。
その一つはどんな国の人でも大切に思えるようになったことです。勿論、たまには憎むこともありますが冷静になるとそれは間違いだったと判るようになったのです。
例えば最近、中国人や韓国人の悪口を言う日本人が増えていますが、私は彼等を大切に思っています。
特に1980年代に中国や韓国を何度も訪問し、中国や韓国のカトリック教会で一緒に祈った体験が私の考えを変えてくれたのです。
中国の教会は文化大革命で破壊され荒れ果てていました。椅子も薪にされ教会の中は椅子も机も一切無くて荒れていました。その教会で中国人の信者達が石の床に膝まづいて熱心に祈っていました。それは感動的な光景でした。
韓国の大邱市(대구광역시)のカトリック教会では、日本とまったく同じ内容のミサで韓国人と一緒に祈りました。

私は外国に行くとその土地の教会や寺院を訪れるようにしています。そうするとその国の人々に温かい親近感が湧いて来るのです。
これが洗礼受けたお蔭で変わったことの一つです。

ついでにもう一つ変わったことを書きます。
それは仏教のいろいろな宗派に興味を感じるようになったことです。
個人的な話になりますが、私の祖父はある山郷のお寺の住職でした。子供用の墨衣を着て村落の家々を祖父や叔父と一緒に訪ねてお経を詠んだ経験もしました。静かな本堂で祖父や叔父と共にお経を詠みました。
この宗教的な訓練がカトリックの洗礼を受けたあとも大変役に立っているのです。
そのような経緯なので私は仏教が好きです。その信仰のあり方に興味もあります。

日蓮宗などの鎌倉仏教の諸宗派にも興味があります。
真面目な新興宗教にも興味があります。
創価学会は日蓮宗系の宗派と縁を切り、寺院仏教から在家仏教へと変化したことにも興味があります。それは無教会主義のキリスト教の宗派と少し似ているようです。
そして生長の家という教団にも興味があります。ネットの上でお付き合いをして頂いている生長の家の信者の方々はみんな善良で穏健な方々です。

全ての宗教は同じです。宗教は違うからと言って争うのは止めるべきです。そういう考え方は大変重要と信じています。

洗礼を受けたおかげでいろいろな宗教を信じている人々も、無宗教の人々も大切に思えるようになったのです。
これも洗礼を受けたお蔭で変わったことの一つです。ですから私は中國人や韓国人を大切にし仲良くしたいと考えています。

今日の挿絵の写真は昨年の春に訪ねた遥かな五島列島の風景です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)