後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「秋の歓喜、美しい空と紅葉・黄葉の風景」

2022年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

秋は歓喜の季節です。澄んだ高い空に白い雲が美しい模様を描いてくれます。
空気も程よく乾燥して爽やかな風が頬を撫でて行きます。
蒸し暑くて耐えられなかった長い夏を辛抱した後で、このような爽快な日々が来るのです。歓喜です。
その上樹々の葉が黄色や赤く変わって野山を飾ります。
昔は紅葉して落ちた葉を集めて庭で落ち葉焚きをしたものです。そのかぐわしい煙の匂いが懐かしいです。
今日は以前に家内が撮った秋の空と紅葉の写真をお送りします。ここ東京近辺では10月中はまだ紅葉になっていません。樹々が彩る季節が待遠しいです。

1番目の写真はでは相模湖の上の秋空です。薄く筆で白く描いたような秋独特の雲が広がっています。秋独特の雲と言えば鯖雲や鰯雲や羊雲ですが、すぐに消えてしまうので肉眼でしか楽しめません。写真をお送り出来ないのが残念です。

2番目の写真は山梨県の甲斐駒岳の山麓の秋の色です。褐色に近い秋の色も美しいものです。

3番目の写真は山梨県の昇仙峡の上のダム湖の黄葉の風景です。水面に黄葉が映っていて美しい風景です。

続いて2016年10月に撮った北海道の支笏湖の風景写真をお送りします。そして2015年の11月に撮った茨城県の袋田の滝の紅葉の写真をお送りします。

4番目の写真は支笏湖です。

5番目の写真は支笏湖の岸辺のナナカマドの樹です。ナナカマドの実が美しい紅色になっています。北海道の紅葉は本州の紅葉より色あざやかです。

6番目の写真は高低差が大きく何段にもなっている袋田の滝です。周りの紅葉が美しく滝を飾っています。

7番目の写真も袋田の滝です。写真の左には昔の滝の展望台が写っています。昔はこんな高い展望台まで歩いて登って行ったのです。新しい展望台にはエレベーターがついています。

自然の風景や花々を愛するのは日本民族に限ったことではありません。
しかし緑豊かな山々に囲まれ、花々が溢れるように咲き、秋には紅葉が野山を飾ります。
このように自然が四季折々美しい国はそんなに多くはないのです。
その上、緑に覆われた列島は美しい海にかこまれているのです。
それは幸運なことです。日本民族はその美しい風景に魂を吸いとられ、一層強く自然を愛し、崇敬していると思います。
これから紅葉や黄葉が益々美しくなります。
皆様も野山に出て紅葉を楽しむように祈っています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


「武蔵野と野川の写真を撮りに行きました

2022年09月25日 | 写真
私たちの小金井市の南には昔の武蔵野を保存した公園があり、その中を野川が流れています。
今日は秋晴れで素晴らしい日なので武蔵野と野川の写真を撮りに行きました。
皆様のお住まいの所も秋晴れだったと思います。
 
 
 

「日本の運命を決めるアメリカ(6)愛国心と日本の真の独立」

2022年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

日本は1941年にアメリカの真珠湾を攻撃をして太平洋戦争を始めました。始めの頃は勝っていました。しかし負け戦に暗転し1945年8月15日に敗戦になったのです。これは日本の歴史で空前の大事件でした。敗戦後アメリカ軍は日本全国を占領し日本社会を徹底的に変革したのです。軍国日本をアメリカと同じ民主主義の国家にしようとしたのです。それ以来、日本とアメリカは運命共同体になりました。しかし両国は歴史や文化が違います。宗教も違います。日本はアメリカと完全に同じ国家にはなりません。そこで両国はどのように違うか鮮明に理解することが日本の将来にとって非常に重要になります。日本は1945年の敗戦以後アメリカの影響を受けてきたのです。将来もアメリカの影響を受けざるを得ません。ですからこそアメリカの文化や社会の理解を深めることが重要なのです。そのために以下の5つの記事を書いてきました。

「日本の運命を決めるアメリカ(1)日米の軍事力」、2022年09月19日(月)

「日本の運命を決めるアメリカ(2)日本が自由と平等な社会に変わる」、2022年09月20日(火)

「日本の運命を決めるアメリカ(3)米中の経済成長と日本の停滞」、2022年09月22日

「日本の運命を決めるアメリカ(4)アメリカにある仏教のお寺と神社と宗教事情」、2022年09月23日

「日本の運命を決めるアメリカ(5)アメリカと日本の高い貧困率」、2022年09月24日

今日の主張はアメリカを安易に真似しないで日本の独自の歴史や文化を守れということです。それが愛国心というものです。そのためにはアメリカの社会や文化を尊重しなければなりません。例えば自由の国、アメリカには日本のお寺や神社があります。これはアメリカの素晴らしさです。アメリカは経済成長を続けている間、日本の経済は停滞しています。違いは何だろうと考えることが重要です。アメリカは世界中に軍事基地を持っています。日本はアメリカの説得に努力してアメリカが軍事力を使わないようにすることが重要です。アメリカの自由と平等な社会は日本へも導入する努力をすべきです。両国にある貧富の差はお互いに協力して無くすように努力すべきです。

以上のようなやり方を続けると、次第に日本は真の独立国になっていきます。米軍基地が全国にあっても真の独立国になっていきます。それを実行する支えになるのが愛国心です。

挿絵代わりの写真は富士五湖と富士山の風景写真です。写真は順に、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、そして本栖湖です。

 


「イグナチオ教会の今日の 『第26主日のミサ』の動画配信のご案内

2022年09月25日 | 日記

カトリック・イグナチオ教会教会の今日の 『第26主日のミサ 』の動画配信のご案内をお送り致します。
https://www.youtube.com/watch?v=y_SM8SYj34s

【本日の聖書朗読箇所】
第1朗読
アモスの預言(アモス 6:1a, 4-7)
第2朗読
使徒パウロのテモテへの手紙(1テモテ 6:11-16)
福音朗読
ルカによる福音 (ルカ 16:19-31)
なお関口教会からも動画配信がありま.す。

写真は丸い外形のイグナチオ教会とその中での今日のミサの写真です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。 後藤和弘(藤山杜人)


「オハイオ州の州花は真紅のカーネーション」

2022年09月24日 | 写真
オハイオ州には通算、4年間住んでいました。懐かしい州なのでその州花の真紅のカーネーションの写真をお送りいたします。他の色のカーネーションの写真も添えました。
写真は「カーネーションの花の写真」を検索して、インターネットの写真から綺麗な写真を選びました。
 

「アメリカのアリゾナに咲いていたサボテンの思い出」

2022年09月24日 | 写真
アメリカの友人にジョージ・オートンさんという空軍大佐がいました。親友でした。ある時、アリゾナの砂漠に咲いているサボテンを一緒に見に行きました。
懐かしいサボテンの花の写真をお送りいたします。
写真は「アメリカのサボテンの花の写真」を検索して、インターネットの写真から綺麗な写真を選びました。
 
 
 

「日本の運命を決めるアメリカ(5)アメリカと日本の高い貧困率」

2022年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム
アメリカは世界一豊かな国です。日本も豊かな国です。しかし驚くことに両国の貧困率は世界のトップクラスなのです。貧富の差が激しいのです。
今日はアメリカと日本の貧困率について考えてみたいと思います。経済の格差について考えみたいと思います。
例えば日本人の個人の経済生活の格差が増加している現状を考えてみましょう。
生活に充分な厚生年金を貰っている高齢者と毎月5万円の国民年金だけを貰っている人の間の格差、正規社員と非正規社員の間の格差、農業従事者や漁業従事者の中の経済格差などなど日本には大きな格差が増大しています。
日本の社会がアメリカの弱肉強食の資本主義にならった結果です。
日本人はこの事実に気が付いていません。しかし現実には日本人の格差が年々増加しているのです。
そこでアメリカと日本の人々の経済格差を少し詳しく考えてみましょう。
 
(1)アメリカと日本は世界的にも貧困率が高い先進国
アメリカの貧困率は昔から高いのですが日本の貧困率は高度経済成長のバブル崩壊の後ぬ増大したといいます。そして1998年以降、日本の格差は紛れも無く拡大しています。(アメリカの貧困率、最悪国アメリカの後を追うのか日本の子供貧困率〜ユニセフ子ども貧困率最新レポート徹底検証 - 木走日記 (hatenablog.com) )
年収格差が全く存在しない国はありませんが、いき過ぎた格差拡大は下積になった人々の不満や怨恨を生み出し、不幸な社会になります。
アメリカと日本はこの「行き過ぎた格差社会」になっています。
以下では年収からみた日本の貧困率を世界の国々と比較した図面です。2005年2月にOECDによって発表された図です。
1番目の写真の図面はOECDが発表した世界の貧困率を表したものです。貧困率の定義は末尾に示します。
OECDとはOrganisation for Economic Co-operation and Development(経済協力開発機構)の略で、北米とヨーロッパを中心に、世界的に裕福である経済先進国を中心とした30ヶ国による経済機構です。
貧困率とは簡単に言ってしまえば貧乏人が、社会のどのくらいを占めるかという割合を示したものです。貧困率が大きければ大きいほど貧乏人が多いということです。
このOECDが発表したデータによりますと、アメリカの貧困率は世界で2位、日本は貧困率No.5にランクされているのです。
つまり世界でワースト2位と5位なのです。
アメリカの貧困率は17.1%で日本は15.3%です。24ヵ国の平均である10.4%を大きく上回っています。
そしてドイツやフランスなどヨーロッパの国の多くは、軒並み10%以下を示しており、多くの国が日本よりも貧困率が小さい国であることがわかります。
しかも日本より上位の国を見てみると、先進国ではアメリカしかいないのです。ということは、アメリカと日本は世界第2位と5位の格差社会の先進国ということがハッキリと示されているのです。
 
(2)アメリカ2番目の写真は日本は格差の大きい先進国!ジニ係数の各国との比較です。
続けて世界の格差を示すデータをみていきましょう。2005年2月にOECDによって発表された図です。
2番目の写真の図面は同じくOECDが発表したOECD加盟国の "ジニ係数" を表示したものです。
ジニ係数とは、格差社会をあらわすひとつの目安となっている指数のことで、格差社会のバロメータと言われています。
この数値が大きければ大きいほど所得格差が大きい格差社会であり、1.0になると1人がすべての金を独り占めにするという完全不平等社会を示すことになります。
そして逆に、ジニ係数が小さければ小さいほど所得格差が小さく、0.0になればすべての人の所得が同じという完全平等社会となります。
尚、このジニ係数の計算方法は末尾にあります。
さて、このジニ係数においてもアメリカは4位で日本は10位です。両国ともOECD参加国の中でも上位にランクされています。
しかしこの日本がなによりも問題なのは、急速にこのジニ係数の数値が上昇していることなのです。
一昔前まで日本は「一億総中流」とか言われて、貧富の差が一番少ない国であると言われていました。
それが、わずか10年程度でここまで格差が拡大してきたのです。
この格差拡大は、次のジニ係数の年度別変化を見るとハッキリします。
 
(3)収入格差を示すジニ係数の増加の様子
下にOECD加盟国のジニ係数がどのように変化したかを示します。
3番目の写真の図面は、ここ30年間のジニ係数の推移を表した図です。
この日本のところを良く見てください、確かにジニ係数自体は5番目あたりになっていますが、そのジニ係数がこの30年間で急速に上昇しているのです。
逆に日本よりもジニ係数が高い水準にある アメリカ、 イタリア、 イギリス などはジニ係数が1990年代からあまり拡大せず、むしろアメリカなどではジニ係数が抑えられてきているのです。
このことは次のことを意味しているのです。
それは日本の格差拡大は急速に進んでいること、そしてその格差拡大が進んでいるために将来は、アメリカを超える格差社会になる可能性を意味しているのです。
さて日本は何故このように格差の大きい社会になってきたのでしょうか?
その原因は(1)高齢化社会になっている、(2)収入の少ない非正規社員が増加している、(3)正規社員は能力主義で収入格差が増大している、などなどの多くの原因が考えられます。
 
(4)貧困率の計算の方法
 貧困率とは、再配分後所得を家族の人数で調整したうえで、可処分所得の中央値の50%未満の所得しか得ていない人々を「貧困者」として定義し、その「貧困者」が、全体の人口に占める比率のことです。
貧困率が高いということは、その国が貧困であるということではなく、その国内で、上記で定義した「貧困者」が多数いるということを示しており、それだけ、貧富の差が大きいということです。
例えば、日本の貧困率が、OECD諸国の中で第5位で、15.3%だということは、かなりショッキングなデータです。
1980年台までは、日本は「一億総中流」とか言われて、貧富の差の少ない国であると思われていたのです。
それが、バブルがはじけて10年ちょっとで「貧困者」が、15%以上にもなっているのです。
貧富の格差を測る指標に,ジニ係数というものがあります。
ジニ係数は、0から1までの値をとり、分布が平等であれば0に近づき、不平等であれば1に近づく係数であり、値の大きさが不平等度を測る指標として用いられています。
例えば、5世帯の所得が、少ない順に10万円、20万円、30万円、40万円、100万円の場合のジニ係数をもとめてみましょう。
世帯数の累積相対度数を横軸に、所得の累積相対度数を縦軸にとり、原点と各点を結んだ線をローレンツ曲線といいます。
4番目の写真の図のローレンツ曲線と45度線で囲まれる面積の2倍した値をジニ係数と呼ぶのです。
この場合,ローレンツ曲線と45度線で囲まれる面積は,0.2であり,ジニ係数は0.4になります。
4番目の写真の図面はローレンツ曲線からジニ係数を求める方法を示す図面です。
ジニ係数(ジニけいすう、英: Gini coefficient)とは、主に社会における所得分配の不平等さを測る指標です。
ローレンツ曲線をもとに、1936年にイタリアの統計学者、コッラド・ジニによって考案された指標です。
所得分配の不平等さ以外にも、富の偏在性やエネルギー消費における不平等さなどに応用されています。
 
今日はアメリカと日本は世界的にも貧困率が高い先進国であることを説明しました。説明には両国のジニ係数を用いました。ジニ係数計算方法も説明しました。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「懐かしいアメリカの紅葉風景の写真」

2022年09月23日 | 写真

昔、アメリカに4年間住んでいました。秋になるとアメリカの紅葉風景が懐かしいです。
写真の出典は、https://mikissh.com/diary/central-park-foliage-nyc/ です。
場所はニューヨークのセントラルパークです。


「懐かしいオ ハイオ州のコロンバス市 の バラ園の写真」

2022年09月23日 | 写真
オハイオ州コロンバスに「ローズパーク」があります。
すごい種類のバラがボランティアによって世話されていて無料で開放されています。
60年以上前にコロンバス市に住んでいた時、新婚の妻と一緒によく行った懐かしい場所です。現在も変わらず存在🅂しています。
その現在の写真をお送りいたします。写真の出典は、 https://ameblo.jp/lalako7/entry-  です。
 
 
 
 

「日本の運命を決めるアメリカ(4)アメリカにある仏教のお寺と神社と宗教事情」

2022年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

自由の国、アメリカでは世界中の宗教が活発に布教活動をしています。

今日はまずアメリカにあるお寺と神社の写真を示し、続いてアメリカの宗教事情をご紹介したいと思います。


1番目の写真はサンフランシスコにある西本願寺のお寺です。またサンフランシスコ日本町の近くには法華宗サンフランシスコ仏教会と、曹洞禅宗の桑港寺が集まっています。サンノゼ日本町では浄土真宗のお寺もあります。

2番目の写真のロサンゼルスにある仏教のお寺です。

3番目の写真はサンフランシスコの西本願寺系の浄土真宗のお寺の本堂です。中のつくりは、金色の祭壇の前に木の長椅子式の礼拝台が左右二列に並ぶ、「お寺と教会の和洋折衷」という感じです。

4番目の写真はワシントン州にある椿大神社です。三重県鈴鹿市の椿大神社のアメリカ分社です。年中行事のほかに神前結婚式、安産祈願、赤ちゃんの初宮参り、家内安全祈願、厄除け祈願、商売繁昌祈願などから、地鎮祭や屋敷及び事務所お祓いなどしています。

5番目の写真は浄土真宗本願寺の北米教団本部です。アメリカ本土に拠点を置く「米国仏教団」が正式に伝道活動を開始したのは1899(明治32)年のことでした。

以上の写真で示したよう日本の仏教や神道はアメリカでも活発に活動しているのです。それではアメリカの宗教事情を総合的に簡略にご紹介致します。

1,キリスト教、(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%AE%97%E6%95%99 )
アメリカに於いて「WASP(ワスプ)」という言い方がある通り、プロテスタントが社会的に主流でした。現在、全国民の約8割がキリスト教徒です。
米国キリスト教会協議会による2012年の報告書によると、アメリカ国内の5大宗派とその国内会員数は次のとおりです。

カトリック教会:6820万2492人、23%

以下はすべてプロテスタントです、国民の50%がプロテスタントです。

南部バプテスト連盟:1613万6044人
ユナイテッドメソジスト教会(en:United Methodist Church):767万9850人
末日聖徒イエス・キリスト教会:615万7238人合計すると国民の50%がプロテスタントです。
キリストの神の教会(en:Church of God in Christ):549万9875人、その他多数。


2,ユダヤ教
ユダヤ教徒は全国民の約6%であるが、大きな社会的・政治的影響力を持ち、中には親イスラエル・ロビーを形成する場合があります。ユダヤ系アメリカ人は主にニューヨーク州やフロリダ州に多いのです。
3,仏教
アメリカでの仏教徒の大半はアジア系アメリカ人です。1853年にアメリカ最初の仏教寺院が、サンフランシスコで中国系アメリカ人によって建築されました。
4,イスラム教
20世紀のアメリカにおけるイスラム教の研究では、正統派イスラム、シーア派イスラムなどを起点とする「移民によってもたらされたイスラム」と、20世紀初頭に現れたイスラム教をアフリカ系アメリカ人特有の宗教と説く「アメリカ生まれのイスラム」の2類型に分けて考えられます。
5,無宗教
無神論者、心霊主義者といった特定の宗教を信仰しない者は増加傾向にあり2019年に発表された結果では国民全体の23%でした。これはカトリックやキリスト教福音派と同じ数です。


以上を要約るとアメリカでは世界中の宗教が同じように隆盛しています。しかし無宗教の人も確実に増加しています。世界の宗教離れの傾向なのでしょう。

今日はまずアメリカにあるお寺と神社の写真を示しました。続いてアメリカの宗教事情を簡単にご紹介致しました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

 


「日本の運命を決めるアメリカ(3)米中の経済成長と日本の停滞」

2022年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム
日本の運命を決めるのは世界各国の経済成長です。特に中国とアメリカの経済事情は日本に大きな影響を与えます。中国の経済成長は驚異です。アメリカの経済成長は止まっていますがGDPは依然世界一です。この中国とアメリカの両国は日本の経済と生活に甚大な影響を与えています。
今日は「米中の経済成長と日本の停滞」について考えてみたいと思います。
現在、アジア諸国は中国へ経済的に隷属しています。アメリカ依存より中国依存が大きくなってしまいました。アジア諸国の一例として韓国の貿易相手国を見てみましょう。
2020年の韓国の貿易相手国ランキングを示します。
1位、中国で1421億ドル。貿易総額の25%
2位、アメリカで686億ドル。貿易総額の12%
3位、ベトナム、4位、香港、5位、日本でした。
さてそれでは世界各国のGDPはどのように変化しているでしょうか?

1番目の写真は各国のGDPの推移です。
日本の名目GDPは世界第3位になっています。中国の経済急成長が鮮明に分かる図面です。アメリカは2019年から下向きに転じています。しかし依然世界一です。この図の出典は、https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/135.html です。

2番目の写真は日中貿易と日米貿易の推移を比較した図面です。上の図面は日中貿易と日米貿易の推移を示しています。下の図面は世界の貿易総額に対する日中貿易と日米貿易のパーセントを示しています。この図の出典は、http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5050.html です。
この図を見ると2004年に日本の対中国の貿易額(輸出入合計)が対米国を上回りました。その以後は毎年、両者の差は拡大し、2010年には対世界貿易シェアのうち対中国は23.7%となり、対米国の12.7%を大きく越えていることが分ります。

このように今や中国の経済急成長は目覚ましく日本も韓国も経済は中国に依存しているのです。しかしアメリカのGDPは相変わらず世界一です。ですから日本の経済は依然アメリカへも大きく依存しています。このように日本の経済の将来は中国とアメリカの影響を大きく受けることになります。
ここで中国の工場の様子を見てみましょう。

3番目の写真は中国の電子産業の工場の写真です。

4番目の写真は中国の自動車産業の工場の写真です。これらの写真が示すように中国の工場は整理整頓がゆきとどいています。大きな生産性を暗示しています。
中國の驚異的経済急成長は日本にとって注意し対処すべきです。それでは日本はどのように対処すべきでしょうか?
一つの提案を示します。引用した資料は、「日本のGDPの推移と問題点」(https://gs-ipanshadan.jp/970Ⅲ )です。
前文; 毎年IMF(International Monetary Fund、国際通貨基金)から、次の年の10月頃にデータが発表されている。 皆が目にすることができる、公のデータである。

1、GDPは、各国の経済的強みを表している。日本はバブル崩壊後、世界で一人負け状態が長い間、今も続いている。

2,アメリカファーストを目指す米国は、既にダントツのファーストである。各国は皆自国ファーストを死に物狂いで目指している。

3, しかし日本では、政府、政治家、財界、自治体、企業経営者、国民、全員のほとんどが、関心が薄い。 都合が悪いことには目を向けず、ダチョウが砂に頭を突っ込んだ状態に見える。茹でガエル状態ではないか。誰かがやるだろう。政府が方針を出すだろう。待ちの姿勢ではないのか。バブル前のような元気が欲しい時と考える。誰もやらなければ、自分から始めるしかない。

4,そろそろ日本ファーストに目覚める時ではないか。コップの外に目を向ける時ではないか。まず現状を、実態を目で見ることがスタートではないか。GS法人は、これを日本経済の課題として捉えたい。皆で対応を考えて行きたい。
以上は日本の経済状態へ鋭い警鐘になっております。日本人の覚醒を祈ります。

今日は「米中の経済成長と日本の停滞」について書きました。停滞している日本は将来どのようにすべきかの提案をご紹介しました。日本の経済事情を取り囲む国際環境は厳しい状況です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)

「秋になると思い出す焚火の匂い栗の実、下仁田ネギ」

2022年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム
人間の記憶力とは不思議なもので、幼少や少年の頃に覚えたことは一生忘れません。忘れていても必ず、フッと鮮明に思い出すのです。
秋になると私は落葉焚きの匂いや栗の実、アケビを思い出します。そして紅葉の風景を思い出します。
昔は落葉焚きは禁止されていませんでした。秋になると落ち葉を掃き集め焚火をしたものです。そしてその煙のにおいが懐かしいです。
今日は落葉焚きや栗やアケビの写真をお送りいたします。下仁田ネギや紅葉の風景の写真もお送りいたします。

1番目の写真は以前に甲斐駒岳の麓の私の小屋の庭でした落葉焚きの煙が紅葉した樹々の間を流れている様子です。焚火の匂いを懐かしく思い出します。
以前は焚火禁止がなかったので秋になると自宅の庭でも焚火をしました。サツマ芋を焚火の中に入れます。それも懐かしく思い出します。落ち葉焚きは秋の風物詩だったのです。消えてしまった風物詩です。
そして秋の思い出は栗の実、アケビです。

2番目の写真は栗の実です。インターネットに出ている写真をお借りしました。

3番目の写真はアケビがなっている様子です。インターネットに出ている写真をお借りしました。
そして下仁田ネギも山里の秋の風物詩です。秋も深まると「下仁田ねぎ」独特の甘味が強くなります。毎年冬になると家内の疎開先での友人だったY君が沢山送って下さっています

4番目の写真は「下仁田ねぎ」の畑と山々の風景です。以前に下仁田まで行って撮って来た写真です。下仁田は山々に囲まれた山里です。

5番目の写真は「下仁田ねぎ」の畑の近景です。「下仁田ネギ」は江戸時代中期以後に有名になったネギです。東京では有名な群馬県の特産品です。
そして何と言っても秋の思い出は紅葉風景です。

6番目の写真は甲斐駒岳の麓の自分の小屋の周囲の紅葉風景です。
そして紅葉を求めて遠くへ旅した時に見た紅葉を懐かしく思い出します。紅葉が美しくなる北海道や東北地方に何度も行きました。
ある時は関東と信州をつなぐ三国峠を超えて新潟県の苗場や秋山郷の紅葉をもとめて旅をしました。苗場のドラゴンドラという日本一長い5キロメートルもあるロープウエイに乗って撮った紅葉の写真をお送りします。

7番目の写真はドラゴンドラと紅葉です。全山が黄、橙、茶色に彩られ、起伏のあるゴンドラからの俯瞰は今まで見たことも無いすばらしさでした。

今日は落葉焚きや栗やアケビの写真をお送りいたしました。下仁田ネギや紅葉の風景の写真もお送りいたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)