高幡不動の五重の塔でご覧の通り、提灯と蝋燭の光だけでライトアップされる中で満燈会が行われる。五重の塔の建物を取り巻く池には願い事を書いた提灯舟は蝋燭の明かりが水面に映り、ゆっくりと流れるさまは中々美しい。
当たりが真っ暗になる、夕闇の中で五重の塔のステージで複数の御住職が大きな炉の囲むように塔婆が投げ込まれ、炎が上がり、朗々と響き渡るお経の中で祭事が厳粛に行われる。周辺の高幡山では紅葉が真っ赤に紅葉しており、ライトアップされた姿がまた鮮やかに照らし出され風情がある。11月末、冬を迎える御不動さんの年中行事の一つである。
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