日中は40℃の世界に、夜間も熱気はそのまま残り、寝不足、亜熱帯を思わす毎日に流石うんざり、忘れかけたこの自然の冷気にようやっと生きた心地が蘇った。
メチャメチャに暑く、長い~長い夏にあえぎ、苦しんだが、神社の境内に飾られた提灯とお神楽の太鼓の音と共に始まったお祭りに、駆け足のように秋がやってきた。
都会化した世界に、余り人の集まりも少なくなったが、唯一祭りだけには子供達も、親達もそれぞれ連れ添って、やってくる。
この祭りにカリン姫・アカリ姫もやって来て、一緒に神社に行った。離れた二人もこの日だけは手を引き合い、祭りに向かう。普段余り歩かないアカリ姫もお姉ちゃんに手を引かれ、しっかり祭りへ向かう。
リズミカルなお囃しに合わせて演台の上では大人とちいさい子の踊り手が見事な合いの手で踊っている。皆、遠巻きに見ているが、その踊りに取りつかれ、小さな女の子一人だけ、かぶりついている。ほのぼのと微笑ましく、如何にもお祭りらしいシーンである。
この日の為に屋台が、集まり、祭りの気分を更に盛り立てる。いか焼き・たこ焼き香ばしい匂いが立ち込める。そんな屋台に水に浮かぶ、色鮮やかな沢山の種類の水風船を前に釣り上げの挑戦に真剣に取り込んでいる。
楽しめたお祭り日、だったようで、我が家を出た時は薄暗かったが、帰りは既に真っ暗、確実に秋はやってきた。長かった夏の分、爽やか秋は短いのであろうか・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます