春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

50回自衛隊音楽まつり

2015-02-06 19:48:00 | 祭り
昨年11月の自衛隊音楽まつりであるが、伸び伸びになってしまった。
日本武道館で繰り広げられる格好よいMarching Festivaの世界に10数年ぶりで楽しむことが出来た。
演奏は陸海空の自衛隊3軍初め、米海兵隊、在日米陸軍、フィリピン海兵隊、オーストリア陸軍など国際色豊かな編成である。
前回は韓国が参加し、古式豊かな演舞が光ったが、国のトップが変わり、嫌われてしまう歪んだ国際関係からその姿が全く居ないのは象徴的であった。
オーストリアや初めての参加のフィリピンは権益拡大に火種を巻き起こしている某国に向き合い、領土維持と東南アジアの平和維持に腐心しているのは日本と同じと思える。両国の参加は手を携える友好関係からも自然な成り行きと思える。
音楽まつりは息つく暇無く、続く演奏に感動したが、中でも印象的なものはこんな所であった。
◇米海兵隊第3海兵機動隊展開部音楽隊のhappy乗せられる。



重厚な行進曲から、ドラムセクションからアップテンポのリズムに見事、変身し、広いステージを走り周り、唄い出す
Pharrell Williamsの聞き覚えのあるヒットソングHappy に乗せられてしまう。
黒人特有のしなやかな動きに、各partのperformance正にAmericanなのである

◇海上自衛隊東京音楽隊の艶やかな歌姫

帝国海軍の象徴として燃えるような旭日旗がはためき、勇猛な軍艦マーチの演奏も流れる。
そんな無骨なマーチから一転して、真っ白な制服に 袖に金モール、肩に徽章(きしょう)の清楚な歌姫、三宅由佳莉がNHKの大河ドラマで、「坂の上の雲」のテーマ曲Stand Alone を歌う。

放映から時間も経ち、険しい山の尾根の先にたなびく雲、消えかかった残像を思い出す。
荘重な演奏を背に、海上自衛隊が誇るソプラノ歌手の艶やかな伸びのある歌に取りつかれ 心に響く。
鍛え抜かれた歌唱力に、Stand Aloneが躍動し、体の中に溶け込み、なんとなくセンチメンタルに胸が熱くなってくる。

◇迫力の自衛太鼓
日頃の鍛練され、より優れた自慢の技を備える、全国から集結した13チームの自衛太鼓の演舞「陣」が行われる。
鍛え抜かれた筋肉マンの壮烈な太鼓打ちは館内に地鳴りのように響き、迫力満点であった。

◇真っ赤な絨毯のFinal Stage
儀仗兵に先導されがアメリカ、フイリピン、日本、オストラリアの国旗を掲げ、ゆっくりと行進し、指揮 台に徐々に近づき、厳粛な姿で幕引きを迎えようとしている。
『・・・もう君は一人じゃない この声が届くきますように」♪♪・・・♪復興支援で生まれたRESTART
巨大な演奏集団を背景に全出演部隊と会場全員が心一つに大合唱した。
ステージ前のボーカルに混じって歌姫の自衛官が手を広げ、豊かな表情がとても印象的であった。
演奏会の雰囲気を絵と文字で何処まで、伝えることが出来るか
ようこそ松崎家の世界
で整理してみた。(朱記部分クリック) 


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