春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

ブドウの災禍

2009-06-21 09:15:00 | 晴耕雨読

開花から種子の生育へ、毎日を楽しみにしていたが
写真のような黒い斑点が発生、瞬く間にどんどん拡がってしまった。
これ以上の拡大を防ぐ為、目に付くものは断腸の思いで切り落とし、袋一杯になってしまった。
かびから生れる、「黒とう病」でいっぺん付いた"菌"が雨を媒体に伝搬して拡がっているようである。去年辺りから、発生しているが、雨の多いことも、かなり影響しているようである。
プロのブドウ園も、今この梅雨時期は袋かけ前に雨傘をかけているのはどうやら、ぶどうは雨に弱いようで、手間隙かけての対策はこんな所から生れている。


そんなことから、これ以上の拡大を防ぐために、時期は早いが急遽、袋かけで、防菌対策とした。狭い土地に目一杯、粒が生育し、袋は100枚を越え、作業は難渋を極める。
何か良い対策はと作業中の農園の親方に声をかけ、聞いてみた。
「ぶどうは他の果物と違って中々繊細、素人には中々難しいんだよ」
「特に乾燥地帯で育つヨーロッパ種はアメリカ種と違って、日本の様な湿度の高い場所は弱いんだよ」
「黒とう病」はプロの世界でも結構あるようで、我が家にかかったのも、一人前になった証拠であろうか、天からの鳥、虫、天候、更に菌と育つためには幾多の難局をクリアしていく必要がある。難しいことは承知で、色々学習しながら、どう育てるか、頑張るしかなかろう。

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