575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秘訣があるわけではないぞよ。           龍太

2006年06月12日 | Weblog
飯田龍太氏の随筆を読んでいたら「俳句上達」の三か条が書かれてあった。

  一、三百六十五日一日も休まず毎日一句作る事。書き付けるのは一句だけ。

  二、訪れる季節で、身近な景の好きな句を記憶しておくこと。

  三、旅をした折、いたずらに美しい風景を求めるのではなく、そこに生涯住みつくことになつたらと、思いを馳せて見ること。また故郷を他郷のごとき思いをこめて見直すこと。
  
 こうすれば、必ず三百六十五句目にはあなた自身の俳句が生まれているはず。

 とのことでした。 まあ それはそうでしょうね、でもそんな苦行は。

 この話に関連して「選句の大切さ」や「定住と漂白」についても示唆に富む話がありましたので、またの機会に紹介します。     <愚足>

              
コメント (1)
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