575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

寒の池神子秋沙の白に惚れ    草女

2007年01月09日 | Weblog
 冬の池、カモ類の姿も多く見受けられます。
 カモ類の殆どは水草など草食です。
 ところが「神子秋沙(ミコアイサ)」だけは小魚を主食にしています。
 ですから潜水が得意で、潜ったらなかなか出てきません。
 雄の成鳥は体のほとんどが白色で、体の一部だけが黒色という姿から「神子(ミコ)」の名が付けられたと言います。その白さは雪より白くとても美しい。飛翔の姿が、これまた美しい。
 目の周りは黒く、パンダガモとも呼ばれています。しかし、パンダよりはずっーと品があり、まさに神子秋沙の名が相応しいですね。
 
 去年の十二月の中ごろ、小幡緑地でバード・ウォチングをした時のこと。
 何と一度見たいと思っていた「神子秋沙」がいるではないか。潜り終えて出した顔は真っ白。近づいて思わず「ミコアイサ」と叫んだら、指導者がにニヤニヤしながら「双眼鏡で好く見てくださーい。へへへ・・」エッ 確かめると「なんとカワウが顔を白くして潜っているではないか。
 そう 「川鵜(カワウ)」はこの頃、恋の季節、婚姻色で顔が白くなる。
 カワウの顔は真っ白で、私の顔は真っ赤。
 会いたい想いが強すぎたのです!!!!

※ この近くでは森林公園、牧野が池などで見ることが出来ます。防寒をしっかりして是非見に行ってください。

    
コメント (2)
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