私が日頃愛読している俳句系ブログ「かわうそ亭」に面白い記事があったので、紹介します。
「俳句研究12月号」の特集は恒例の年末の俳人アンケート。全部で二百十数名
がアンケートに答えておられるのだが、その中に「注目する俳人2名」という項目がある。
二百人以上が答えている(もちろんこの項目は無回答というひともいらっしゃるが)ので、かなりの名前が挙がっており、わたしの存じ上げない俳人も多い。
ぼんやり眺めているうちに、句会ではないが、どなたが一番多く選ばれているのだろうと知りたくなった。どこかに書いてないかとざっと調べたが、わからないので休日の暇にまかせて自分で数えてみた。
同じ結社からはあえて選ぶのを遠慮するという場合もあるだろうし、なんとしてでも同じ結社の俳人をこういう機会に知ってもらたい、と考える人もいるかも知れない。
しかし、まあ、二百人以上の人が選んだ結果は、それなりに俳壇の「世論」を反映しているような気もする。
結果はこんな感じだ。
1位 小川軽舟 (29票)
2位 櫂未知子 (18票)
3位 石田郷子 (17票)
4位 長谷川櫂 (16票)
5位 片山由美子(14票)
6位 宇多喜代子、小澤實、高柳克弘(13票)
9位 茨木和生、今瀬剛一、小澤克己、鍵和田ゆう子、鷹羽狩行(8票)
14位 池田澄子(7票)
15位 高山れおな(6票)
16位 今井聖、大木あまり、筑紫磐井、廣瀬直人、正木ゆう子、八田木枯(5票)
4票以下は省略
なんとなく世代交代が見えて面白い——ような気もする。
ただし、この順位にこだわるのは愚かだろうし、この人々だけが俳壇を背負って立つという意味でもないだろう。まあ、軽いお遊びということで。
ちなみに1位、2位の小川軽舟さんと櫂未知子さんはそれぞれ1961年、60年生まれである。
一言コメントの中では、佐々木六戈さんの以下の発言に共感。
井の中の俳句はそれ自体の水位を上昇させる以外に他の文芸と交差する方法を持たない。ときに井水を溢れせしめ、俳句らしからぬ俳句の出現を待望してやまない。
「俳句研究12月号」の特集は恒例の年末の俳人アンケート。全部で二百十数名
がアンケートに答えておられるのだが、その中に「注目する俳人2名」という項目がある。
二百人以上が答えている(もちろんこの項目は無回答というひともいらっしゃるが)ので、かなりの名前が挙がっており、わたしの存じ上げない俳人も多い。
ぼんやり眺めているうちに、句会ではないが、どなたが一番多く選ばれているのだろうと知りたくなった。どこかに書いてないかとざっと調べたが、わからないので休日の暇にまかせて自分で数えてみた。
同じ結社からはあえて選ぶのを遠慮するという場合もあるだろうし、なんとしてでも同じ結社の俳人をこういう機会に知ってもらたい、と考える人もいるかも知れない。
しかし、まあ、二百人以上の人が選んだ結果は、それなりに俳壇の「世論」を反映しているような気もする。
結果はこんな感じだ。
1位 小川軽舟 (29票)
2位 櫂未知子 (18票)
3位 石田郷子 (17票)
4位 長谷川櫂 (16票)
5位 片山由美子(14票)
6位 宇多喜代子、小澤實、高柳克弘(13票)
9位 茨木和生、今瀬剛一、小澤克己、鍵和田ゆう子、鷹羽狩行(8票)
14位 池田澄子(7票)
15位 高山れおな(6票)
16位 今井聖、大木あまり、筑紫磐井、廣瀬直人、正木ゆう子、八田木枯(5票)
4票以下は省略
なんとなく世代交代が見えて面白い——ような気もする。
ただし、この順位にこだわるのは愚かだろうし、この人々だけが俳壇を背負って立つという意味でもないだろう。まあ、軽いお遊びということで。
ちなみに1位、2位の小川軽舟さんと櫂未知子さんはそれぞれ1961年、60年生まれである。
一言コメントの中では、佐々木六戈さんの以下の発言に共感。
井の中の俳句はそれ自体の水位を上昇させる以外に他の文芸と交差する方法を持たない。ときに井水を溢れせしめ、俳句らしからぬ俳句の出現を待望してやまない。