『名句十二か月』岸本尚毅(富士見書房)に谷川俊太郎「ことばあそびうた」が紹介してあり感心しました。この詩は五七五で見事に組み立ててあります。
はかかった
ばかはかかった
たかかった
はかかんだ
ばかはかかんだ
かたかった
はがかけた
ばかはがかけた
がったがた
はかなんで
ばかはかなくなった
なんまいだ
墓買った/馬鹿墓買った/高かった
墓噛んだ/馬鹿墓噛んだ/固かった
歯が欠けた/馬鹿歯が欠けた/がったがた
儚んで/馬鹿はかなくなった/なんまいだ
しめやかな山とおもへば墓がある 山頭火
「墓」という字は土の上に草が生えている。
それは土に帰り、自然に還る安らかなイメージだ。
はかかった
ばかはかかった
たかかった
はかかんだ
ばかはかかんだ
かたかった
はがかけた
ばかはがかけた
がったがた
はかなんで
ばかはかなくなった
なんまいだ
墓買った/馬鹿墓買った/高かった
墓噛んだ/馬鹿墓噛んだ/固かった
歯が欠けた/馬鹿歯が欠けた/がったがた
儚んで/馬鹿はかなくなった/なんまいだ
しめやかな山とおもへば墓がある 山頭火
「墓」という字は土の上に草が生えている。
それは土に帰り、自然に還る安らかなイメージだ。