575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

上り鮎   遅足

2007年04月22日 | Weblog

春、上流にのぼってゆく若鮎。春の季語。
鮎といえば清流・長良川、そして鵜飼。
鮎は、川が平野に出て流れがゆるやかになった場所で
産卵すると言われています。
長良川の鮎は岐阜市あたりで産卵するそうです。

長良さんが俳句を始めた頃、岐阜の美味しい鮎料理の店で句会を。
店の名は「魚光」、金華橋のたもとにありました。
塩焼き、フライなど・・・美味しかった。
その時の一句。

 食べ尽くす皿に鋭き鮎の顎  静荷

    


長良さんが亡くなって一年になります。
  
 長良川下れば彼に会えそうな  麗子

上り鮎が金華山を目指して上ってきます。
鵜飼開きも間もなくです。

 かがり火と久遠の美流長良川  長良

  今日はのち






コメント (2)
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