春、上流にのぼってゆく若鮎。春の季語。
鮎といえば清流・長良川、そして鵜飼。
鮎は、川が平野に出て流れがゆるやかになった場所で
産卵すると言われています。
長良川の鮎は岐阜市あたりで産卵するそうです。
長良さんが俳句を始めた頃、岐阜の美味しい鮎料理の店で句会を。
店の名は「魚光」、金華橋のたもとにありました。
塩焼き、フライなど・・・美味しかった。
その時の一句。
食べ尽くす皿に鋭き鮎の顎 静荷
長良さんが亡くなって一年になります。
長良川下れば彼に会えそうな 麗子
上り鮎が金華山を目指して上ってきます。
鵜飼開きも間もなくです。
かがり火と久遠の美流長良川 長良
今日はのち