この植物はたくさんの名前を持っている。
オオアラセイトウ、ハナダイコン、ショカッサイ、そしてムラサキハナナ。
山と渓谷社の「野に咲く花」ではオオアラセイトウ、全国農村教育協会の「日本帰化植物写真図鑑」ではハナダイコン、秀和システムの「雑草や野草がよくわかる本」ではショカッサイ、柳宗民の「雑草ノオト」ではムラサキハナナを和名、他を別名にしている。
この植物はアブラナ科であるがそれぞれが和名と定めている名を属名としている。アブラナ科オオアラセイトウ・アブラナ科ハナダイコン・アブラナ科ショカッサイ・・・私たちはどうすればいいのだろう。好みで選ぶか、話し相手が知っている名に合わせるか。・・・・・
このはなが咲くと思い出すエピソードがある。以前小学校三年生の理科でアブラナ科の花の分解させて花のつくりを学習をしていた時のこと。
アブラナ(菜の花)より大きくて分解し易いので、同僚の先生に「オオアラセイトウにしましょうか?」と話しかけたところ、その返事が「何処にジョウジョウしているのですか?」と言われ全く話しが噛み合わない。
相手はセイトウを精糖と解釈し、当方はジョウジョウが上場の意味が判らず通じない。この花の本名が統一されていれば避けられたのかも?
この植物はもともと中国原産の越年生一年草。江戸時代に渡来し、戦後日本中に広まった。藤紫色で美しく、たくましい。わが庭でもどこからか侵入してきて、毎年 にわのどこかで咲いて目を楽しませている。
なお講談社「日本大歳時記 春」には、諸葛菜・むらさきはなな・おおあらせいとう・菲息菜を載せている。
諸葛菜咲き伏したるに又風雨 水原秋櫻子
※追記・・柳宗民氏によれば、「若葉はおひたし物などにすると、ちょつとホウレン草に似た味がしていける。」そうだ。
オオアラセイトウ、ハナダイコン、ショカッサイ、そしてムラサキハナナ。
山と渓谷社の「野に咲く花」ではオオアラセイトウ、全国農村教育協会の「日本帰化植物写真図鑑」ではハナダイコン、秀和システムの「雑草や野草がよくわかる本」ではショカッサイ、柳宗民の「雑草ノオト」ではムラサキハナナを和名、他を別名にしている。
この植物はアブラナ科であるがそれぞれが和名と定めている名を属名としている。アブラナ科オオアラセイトウ・アブラナ科ハナダイコン・アブラナ科ショカッサイ・・・私たちはどうすればいいのだろう。好みで選ぶか、話し相手が知っている名に合わせるか。・・・・・
このはなが咲くと思い出すエピソードがある。以前小学校三年生の理科でアブラナ科の花の分解させて花のつくりを学習をしていた時のこと。
アブラナ(菜の花)より大きくて分解し易いので、同僚の先生に「オオアラセイトウにしましょうか?」と話しかけたところ、その返事が「何処にジョウジョウしているのですか?」と言われ全く話しが噛み合わない。
相手はセイトウを精糖と解釈し、当方はジョウジョウが上場の意味が判らず通じない。この花の本名が統一されていれば避けられたのかも?
この植物はもともと中国原産の越年生一年草。江戸時代に渡来し、戦後日本中に広まった。藤紫色で美しく、たくましい。わが庭でもどこからか侵入してきて、毎年 にわのどこかで咲いて目を楽しませている。
なお講談社「日本大歳時記 春」には、諸葛菜・むらさきはなな・おおあらせいとう・菲息菜を載せている。
諸葛菜咲き伏したるに又風雨 水原秋櫻子
※追記・・柳宗民氏によれば、「若葉はおひたし物などにすると、ちょつとホウレン草に似た味がしていける。」そうだ。